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観察写真帖 川奈ビーチ('04/04)
camera: OLYMPUS C-770, 内蔵ストロボ,LX-25ビデオライト(一部)
定番の浅場べったりコース。ネタが多く、バリエーションに富んでるのでカメラのテストには絶好。1本目のEX後になぜか吹いてきたナライも止んで、ヨイ天気が戻っていました。この川奈のまったり感はサイコーです。
イザリウオ
標準和名: イザリウオ yg (アンコウ目イザリウオ科)
標準和名: ウミヒルモ (オモダカ目トチカガミ科)
マイクロイザリです。この日は3個体発見されているということでしたが、さらにその中の最チビ、1cmあるかな?他の人々ほどイザリ系に心奪われない私もこのコにはマイッタ。こりゃカワイー!!チビのくせに一人前風なのが非常にヨイです。Theイザリの成魚はなんというか昔で言う「ルンペン」風になってしまうのですが、このコもそういった将来が約束されているわけです(やだなあ)。それを考えると、このかわいらしさは哀愁もカラんできて、さらにひとしおなのですねえ。
イザリウオ :
ウミヒルモ :
?コケギンポ
標準和名: ?コケギンポ (スズキ目コケギンポ科)
おーっ、ちっちゃくてヘンなのがいた、とよ〜く見てみるとイソギンポ風の皮弁がアタマに2本ほど。ニョロ系だし。ガイド八木氏によると、これは実はコケギンポ系のお子様で、皮弁はこれから増えるのではないか、とのこと。カオを撮ろうと思ったらスバヤク逃げられたので残念。かなり小さかったっす。
スナビクニン
標準和名: スナビクニン (カサゴ目クサウオ科)
標準和名: カジメ (コンブ目コンブ科)
このコはわりと写真を撮りやすい位置にいました。この写真では背鰭、尻鰭、尾鰭のようなものが見えますね。
スナビクニン :
カジメ :
ダンゴウオvar
標準和名: ダンゴウオvar (カサゴ目ダンゴウオ科)
標準和名: カジメ (コンブ目コンブ科)
緑のダンゴ。新しいカメラに慣れていなかったのでスローシャッターしか切れず、撮った10枚ほど全てこのようにブレてしまった。まあ、緑ダンゴははじめて見たので記録は出来てヨカッタ。ところで、緑varは結局大きくなると赤になるのでは、ということを聞きましたが、はたして...。ちなみに、もしそうなら移行過程の色柄はどんなか?緑地に赤い斑点が出てきて、それが大きくなってにじんで赤へ、というのだったら赤斑点状態はスゴそう。
ダンゴウオvar : この画像だけです
カジメ :
キヌバリ
標準和名: キヌバリ yg (スズキ目ハゼ科)
まだ成魚というカンジではないですが、前回はスケスケスケルトンのお子様だったので、かなり成長しました。あと少しで「ザコ」の仲間入り。ヒドイ言い草のようだけど彼らにとってはヨイことです。捕食される可能性が減り、ダイバーが寄ってくるストレスもなくなれば、今よりのびのびと静かに暮らせるはず。
キヌバリ :
タツノイトコ
標準和名: タツノイトコ (トゲウオ目ヨウジウオ科)
標準和名: アマモ (ヒルムシロ目ヒルムシロ科)
川奈ビーチの特徴のひとつはアマモ。ここには豊かな生物相が見られます。今回はこのコもいました。他の海で違うものについているのは見たけれど、アマモ周辺にもいるのですね〜。逆にちょっと目立つ気がしないでもないが...。しかし、アマモ場に住みたくなる気はわかる気がしますね、いや、彼らにとっての理由はモチロン違うだろうけど。
タツノイトコ :
アマモ :
15件超えました
ヒラミルミドリガイ
標準和名: ヒラミルミドリガイ (嚢舌目ゴクラクミドリガイ科)
※ 産卵
標準和名: ミル (ミル目ミル科)
近くのミルに、白地に黒渦巻きの弓道のマト(マトは渦巻きじゃいけない...)みたいなのが沢山あって、それが卵でした。これがまた目立つんだけど...ここではヘンに隠したりしないのがルールだったりして...。
ヒラミルミドリガイ :
ミル :
ベニツケギンポ
標準和名: ベニツケギンポ (スズキ目タウエガジ科)
鰓の斜め上方付近の紅色斑が同定の決め手、ということでストレートなお名前。仮に中層を泳いでいたらメチャメチャ目立ちそうですが、写真を見てわかるように、こんな状態ではカモフラージュ効果最高です。とはいえ、かなり趣味の悪い柄です。千○とか◎城で竹ヤリのソアラ(古い...)とかに乗ってそうな、なんだかそんなセンスで、おお、言われてみれば「紅着(付?)銀宝」という名前もそれ風だぞ。見た目がそんななので、捕食のために擬態は必須なのでしょう。うろうろしてたらみんな逃げちゃうもんね。
ベニツケギンポ :
わ、出たっ!ヤバイのシリーズ...
標準和名: ?カニ (十脚目---科)
出ちゃった...川奈ビーチ名物「ヘンなヤツ」。ちょっと宇宙生物チックです。目は曲がったことが大嫌い系、ちょっと体育会系も入っているのかな、えと、キミはだあれ?
一応、カニ?
標準和名: ?カニ (十脚目---科)
横に歩いていきました、手足は10本。カニ?いやそれは安易。それ以上はこの世の誰にもわからないのですね。あまり詮索すると分類学会から狙われるのでおとなしくしておいたほうが無難です(ウソ)。
コノハガニ
標準和名: コノハガニ (十脚目クモガニ科)
砂地定番君。名前のあるエビカニはほっとしますね。
コノハガニ :
アナハゼ
標準和名: アナハゼ (カサゴ目カジカ科)
標準和名: カジメ (コンブ目コンブ科)
この種はホントに好奇心旺盛、それにまたなんでそんな好位置にいるのだ?!構図のいい位置に海藻があって、奥の背景はボケて、カッコイイじゃないか。この種のようなカジカ科やフサカサゴ科もそうだけど、カサゴ目ってどうもこういった性癖が共通してある気がしてならない。
アナハゼ :
カジメ :
カサゴ
標準和名: カサゴ yg (カサゴ目フサカサゴ科)
この時期よく見ますね。この種は幼魚が成魚より地味な体色、柄ですね。これは少数派なのでは?なにか理由があるのかな。
カサゴ :
メイタガレイ
標準和名: メイタガレイ (カレイ目カレイ科)
エンガワならカレイでもヒラメでも、どちらでもよいです。食べたいです。
メイタガレイ :
コケギンポ
標準和名: コケギンポ (スズキ目コケギンポ科)
写真では逃してしまいましたが、一度にゅーっとほぼ全身出てきました。サービス?ともあれ確認しました。Theコケギンポですね。Theコケギンポは被弁が立派なのと、目が赤いのとで怒り狂っているカンジが伝わってきますね。血圧高かったりして...あまり怒らせないように気をつけようかな。
コケギンポ :
15件超えました
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