２年ぶりくらいに見た赤コケです。以前のはトウシマコケギンポと判断しましたが、こやつはコケギンポですかね。これらの種は皮弁で見分けるのですが、トウシマは皮弁が頭部にあり、THEコケは頭部になく眼上に３本。つまりトウシマはホンモノのモヒカン、しかーし、こやつは実はモヒカンに見えるものの目のところのを寄せているわけ。ヒトの世界では頭の薄くなったオトーサンでそんなようなことをしている人々がいますな。

あまりいい絵が取れたことがないので、いつも「う〜ん...」とうなってしまうウッシー。今回はかなり大胆にヘンな構図にしてみました。なんかいいぞ。

砂地にはキュウセンらしき幼魚がたくさんいます。みんなそうかと思いきや、このようにテンジクダイぽいのもいる...。数からして、クロホシイシモチ、ネンブツダイ、コスジイシモチ、オオスジイシモチ、キンセンイシモチあたりだと思うけど、つまり全然絞り込めません（泣）。

こんな風に潜んでいることが多い。毒持ちなんだから、もっと堂々としてもよかろうに。でもミノカサゴのような図々しさはいただけませんがねぇ。まあ、ダイバーは悪さしませんが、突かれちゃったり、釣られちゃったりして美味しく食べられちゃうのヤダヨ〜、という恐怖がＤＮＡに入っているのかも。関係ないけど「うわー、こーんなにグロテスクなのに身は上品でおいし〜い」なぁんてほめてんだかほめてないんだか、っつーコメント腹立つだろうなー。ストロボの電池が切れたので、久々にこういったクダラナイことを考えつつウォッチング楽しみました。