卵を大事に守っているの？と思ったら、思いっきり寄生されているのでした（笑）。イワガニやイソガニの腹に寄生するウンモンフクロムシとかいうヤツです。いや、笑ってはいけませんね。カニ的には大変なことになっているのですよ。だってなんと寄生されたカニは生殖能力を失ってしまう、つまり去勢！寄生去勢というのです（そのまんまや）。いやー、栄養横取りだけでなくこんなキビシイ世界があるのです。

ヨウジウオの仲間でもタツノイトコなんかには完全にシカトされます（実はかなりこちらを気にしている）が、この種はよーく見てると、こっちの様子を伺っているような目の動きを感じるのでカワイイです。

速さが中途半端でした、距離も遠い(--;今後カワハギは食うだけにします。

カワハギなのかどうかイマイチ...。イセエビの死骸についていますが、他のサカナがいないところを見ると、これを食ってるわけじゃないような。このステージはトサカに付いていたりすることが多いですが、まあ、ホストは何でもいいということ？

海藻に付着していました。コケムシ系ですかね。

このエリアでは秋になればあちこちでペアが見られます。で、オトーサンは口内保育。いまがイチバンいいとき、せいぜい楽しんでおきなさいよ〜。

いつ見てもムカツク（笑）、じゃあ観なきゃいいのにって、わかってるけど観ちゃう。「悪友」ってとこですか。

私の大好きなエラコちゃん。無造作に近づくと「ぱっ」と閉じちゃいます。そーっと、そーっと近づきます。ハゼなんかもそうですけど、おサカナはあるヤバイ距離までつめていくと、緊張しているのがわかったり、反応があります。しかし、このテはそれが全くわからない。なにひとつ情報がないんですね。だからどこまでイケルのかわからない。で、急に引っ込んじゃったりして失敗、なんてことに。まあ、そこまで執着するヒトはいないと思いますが、ワタクシ的にはかなり楽しい。

フシギな光景だ...。