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観察写真帖 川奈ビーチ【ヤバイ系】('04/07)
camera: OLYMPUS C-770, FL-20ストロボ,LX-25ビデオライト(一部)
前回ネタ多すぎて写真帖2枚に分けたのですが、2枚でも足りなくなりました〜。今回は1本で3枚です!この1本はビーチ最奥泥ハゼ地帯から棚沿いに帰る定番コース。第1弾は衝撃の発見オ○○○ハゼをはじめ、ちょっとヘンなコたち編です。



激ヤバ〜?!
激ヤバ〜?!
標準和名: オキナワハゼ (スズキ目ハゼ科)


こ、こ、コレハ!...やぎさん参りました、アンタはエライ!「イイのとってありますからネ〜、うしし」と前日まで明かされなかったネタがこれでした。シブイ、渋すぎるが、スゴイ。ええ、もちろん、フツーのダイバーに見せたら「え?このコキタナイのが何か?」の世界でしょうが...。ではどんなにスゴイか!その前に、長くなるのでトイレ行きたい人は行っといてくださいね(笑)。さて、ハゼガイドブックでは琉球列島のほかに「伊豆半島」とあるから、その昔標本が上がったのだろうが、では伊豆で見たとか、写真がある?とかいう話は聞いたことがない。実質的な伊豆初記録の可能性高い?!ネイティブだったらまたさらに驚きなんですが、まあ、死滅回遊だったとしても価値は落ちません。このおサカナ自体「めったに見ない」モノなんですよ。数は少なくないんですが、なんたってフツーのダイバーは見る機会がない。沖縄でも生息水深はめちゃ浅、つまりスキューバでは行かないところに棲んでるし、だいいちこんな地味なヤツ沖縄のガイドさんがいちいち見せるわけないでしょっ?!ただし今回、川奈では浅場ではなく-20m付近というのは興味深い。いや〜しかし、興奮しました!

オキナワハゼ : この画像だけです

?ウミウシ
標準和名: ?ウミウシ 卵 (裸鰓目イロウミウシ科)
標準和名: カジメ (コンブ目コンブ科)


得意のヘンなもん系です。ウミウシの卵にはこういった渦巻タイプがありますので、そうではないか、とのことですが、カジメに産み付けてるというのがチョット納得しかねるところですが...。さて、それはいいとして、卵ならばこれはどのように生むのだろうか??やはりこのように動きながら?あるいはケツだけ振り上げたり?!...そんなのを想像すると眠れません、一部始終見てみたいですねー。ちなみにこれは怪しい雰囲気を出す意図でアンダーに撮ったので、実際はフツーのカジメについた白い渦巻です(笑)。


カジメ : 川奈ビーチ('07/01)【盛りだくさん】 川奈ビーチ('05/04)【おサカナ】 川奈ビーチ('05/04)【おサカナ】 川奈ビーチ('05/04)【おサカナ以外】 川奈ビーチ('05/04) 川奈ビーチ('05/04) 川奈ビーチ('05/04) 川奈ビーチ('05/04) 川奈ビーチ【ノーマル】('04/07) 川奈ビーチ('04/04) 川奈ビーチ('04/04) 川奈ビーチ('04/04) 川奈ビーチ('04/04)

何かのゾエア?
何かのゾエア?
標準和名: ? (---目---科)
標準和名: グビジンイソギンチャク (イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科)


白いのがエビの幼生(ゾエア)のようです(ブドウみたいなのは卵ではありません、グビジンイソギンチャクです)。メタメタ小さいですねえ、もちろんなんのエビかはさっぱりわかりませんが、このイソギンチャクによくつくということではイソギンチャクもエビとかアカホシカクレエビなんかなのかもしれないなあ。(追記)のちにエビではなく寄生虫の一種であることがわかりました。


グビジンイソギンチャク : 川奈ビーチ('07/01)【超マクロ】 川奈ビーチ('06/12) 川奈ビーチ('06/11) 川奈ビーチ('06/11) 川奈ビーチ('06/11) 川奈ビーチ('06/09)【サカナ以外】 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/10) 秋の浜('03/11) 秋の浜('03/07)

チンチロフサゴカイ
標準和名: チンチロフサゴカイ (---目フサゴカイ科)


岩のすき間とかで、貝の出来損ないのようなのからエビのヒゲのようなのが沢山出ているのをよく見かけます(見ようとしているから目に入るのでしょうが)。こーゆーヘンなのがやたら好きなのですが、基本的には「ゴカイのお仲間」位しかわからないことがほとんどです、しかし、それがウレシイ。なんだかわからないネタを持ち帰って(写真と記憶ね)いく、あの感覚がウレシイ!そしてこのようにスンバラシイ名前であることが判明したときは...目下のシアワセの一形式ですね(笑)。しかし、一目見てコノ名前が出てくるガイドやぎ氏はこれまたスンバラシイ。

チンチロフサゴカイ : この画像だけです

エラコ
標準和名: エラコ (ケヤリムシ目ケヤリムシ科)


これまたゴカイ系です。ゴカイといえば、釣りをやったことのあるヒトなどはあの気味悪さを知ってるでしょうが、海の中ではゴカイは美しいものが多い(キモいのも多いが)のです。このエラコとゆーのはやはり釣り餌としても使われていて、陸上においても、人々を「うげーっ!」「ナンダコリャー!」といった感動の嵐に巻き込んでくれています。

エラコ : この画像だけです

イボイソバナガニ
標準和名: イボイソバナガニ (十脚目クモガニ科)
標準和名: ムチカラマツ (ヤギ目ウミカラマツ科)


こんだけオカシナものを見てくると、このコなんて超フツーっぽく見えます。かなりヘンなコなんですけどね。逃げないし、ヒジョーに怪しげなフォルム、またいつも、このような状況で目に付くため、被写体として人気がありますね。たまには私もアートっぽくイってみようかなト。ライティングとバックのブルー抜き(濁ってるからグリーン抜きだが)!結果、「アート感」より「怪しげ感」が出て、まあ、それはそれで満足なのであった。

イボイソバナガニ : 川奈ビーチ('07/01) 川奈ビーチ('05/02)【刺さない】 秋の浜('03/12) 秋の浜('03/12)
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