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観察写真帖 秋の浜('03/12)
camera: RICHO RR30 + DX3000, 内蔵ストロボ(主に EV+2補正)
ホタテ(似)への未練は断ちがたく、再度訪問したが、どうやら引っ込んでるのではなく、いらっしゃらない様子。ホタテ(似)方面へ出向くとツブシがきかず、ほぼボウズで帰ることになるのだが、やはりそこは秋の浜。もう1本で十分なネタを仕込んでこれるのです。
ハナタツ
標準和名: ハナタツ (トゲウオ目ヨウジウオ科)
私にとっては秋の浜の定番のイメージのハナタッちゃん。このコは裏側からライトをあててもらったので、かわいらしい写真になりました。珍しいわけでは全然ないけれど、それはダイバーだからなわけで、ガキのころは「謎の生物」としてインプットされていたのは間違いないのです。だからでしょうか。出会うと、静か〜に、静か〜に燃えますね。
ハナタツ :
ウデフリツノザヤウミウシ
標準和名: ウデフリツノザヤウミウシ (裸鰓目フジタウミウシ科)
大島もピカチュウの季節なんですね。いままでロクな写真がいっこうに撮れなかったんですが、なんとか「らしい」のが撮れ、ん?天がキレてました...。コイツは動きますからね〜。今回も失敗は10カットで済みませんでした。
ウデフリツノザヤウミウシ :
ウデフリツノザヤウミウシ
標準和名: ウデフリツノザヤウミウシ (裸鰓目フジタウミウシ科)
自分でも暴れまくる上に、ここは揺れもあって、もうタイヘンなことになっています。まあ、おかげでいろんなポーズが見られるわけですが。この状態を虫メガネで見ると、まさに怪獣が暴れまくっているように見えます。しかし何度見てもフシギな容姿のヤツですねー。
ウデフリツノザヤウミウシ :
お取り込み中
標準和名: タマゴイロイボウミウシ (裸鰓目イボウミウシ科)
※ 交接
公開◎◎◎です。ウッシーだってやるときゃやります、そりゃそーです。後で知ったところによると、翌日も続いていたそうです。もはや感動の域です。
タマゴイロイボウミウシ : この画像だけです
イガグリウミウシ
標準和名: イガグリウミウシ (裸鰓目イロウミウシ科)
7月以来の再会です。やはり洋菓子風です、美味そうです。黄色いトコはマロンクリームあたりだとヨイですね。ま、もちろん食べませんが(笑)。美味そうでもやたら食べるとヒドイ目にあうというのは、小学生のとき消しゴムや石鹸を食ってしまって学習済みです。
イガグリウミウシ :
イボイソバナガニ
標準和名: イボイソバナガニ (十脚目クモガニ科)
標準和名: ネジレカラマツ (ヤギ目ウミカラマツ科)
ゴツく見える個体です。フツーはイソバナを体につけたりしてカモフラージュ作戦のはずですが...?イソバナのポリプも開いてないので、開き直ってしまっているのかな?この個体は特に大きめで超目立ちます。もはや擬態しようとか、隠れようとかいう気は全くないのかもしれません。素晴らしい!小型のカニにあるまじき行為です(笑)。エライ!カニの仲間にはこういった問題行動を期待したいですね。
イボイソバナガニ :
ネジレカラマツ :
イボイソバナガニ
標準和名: イボイソバナガニ (十脚目クモガニ科)
標準和名: ネジレカラマツ (ヤギ目ウミカラマツ科)
こちらは小さめの個体。いちおう身を潜めようという意思はあるように感じます。しかしよく見ると、コイツを食おうと思うためには、かなりツライ経験や屈折した性格等が必要であることがわかってしまいます。雑食を誇るサカナたちといえども生半可な出来心では食えないでしょうね(笑)。
イボイソバナガニ :
ネジレカラマツ :
イソコンペイトウガニ
標準和名: イソコンペイトウガニ (十脚目クモガニ科)
標準和名: ?トサカ (---目---科)
大島ではよく見つかるカニさんですね。なかなか複雑な形をしていて、これも虫メガネ映えする種なのです。トゲトゲがコンペイトウの名の由来なのでしょうね。これは丸呑みしたら痛そうです。しかし、サカナには痛点がないから関係ないのでは?...そういう問題ではないのか。単に食べにくければいいのかな?喉に引っかかったらエヘン虫ですね。
イソコンペイトウガニ :
クビアカハゼ
標準和名: クビアカハゼ (スズキ目ハゼ科)
クビアカちゃん、本日も尾鰭まできっちりサービスです。ホントよくできた性格のお子です。
クビアカハゼ :
ガラスハゼ
標準和名: ガラスハゼ (スズキ目ハゼ科)
標準和名: ムチカラマツ (ヤギ目ウミカラマツ科)
お約束のコです。癒されます。
ガラスハゼ :
ムチカラマツ :
クロイトハゼ
標準和名: クロイトハゼ (スズキ目ハゼ科)
※ ペア
いつもの実直夫婦です。デカイので冬を越している可能性が高いということです、感動的です。この深度で冬が越せるのか、深いところへ行くのかどうなのでしょう?深場に行くとしたら、ご自慢の特殊機構を持った巣穴をそこでも作るのかな?しょっちゅう会うのに、やはりわからんことばかりです。
クロイトハゼ :
マツカサウオ
標準和名: マツカサウオ (スズキ目マツカサウオ科)
大島では初めてちゃんと観ました。このときは「ホタテ似」不発だったのですが、コース的にツブシが効かないため、観察してみました。なかなかデカイ個体です。ちょっと...気味悪い。幼魚はカワイイのにねえ。まあ幼魚は色が派手なくらいで、基本的に似たような色カタチではあるんですが、やはり大きさというのはカワイイ度において重要なのですね。
マツカサウオ :
ミナミゴンベ
標準和名: ミナミゴンベ (スズキ目ゴンベ科)
標準和名: イソカサゴ (カサゴ目フサカサゴ科)
サラサゴンベに似ていますが、尾鰭に斑紋がないのはミナミゴンベですね。写真を撮るようになってからゴンベの仲間とお近づきになりましたね。珍しいとか、キレイとかではないんですが(スマン)、表情やポースが変わっててオモシロイのですね。
ミナミゴンベ :
イソカサゴ :
イソカサゴ
標準和名: イソカサゴ (カサゴ目フサカサゴ科)
標準和名: ミナミゴンベ (スズキ目ゴンベ科)
この種は最近なにかと縁があります。ふと気づくとそこにいた、みたいな。目がカワイイですね。しかし、なんといってもカサゴというのは食うとウマイ!煮付けもいいですが、一夜干しがなかなかスバラシイです。と、いうことで親近感があるのです。あ、この目は怯えている目か...。
イソカサゴ :
ミナミゴンベ :
セイテンビラメ
標準和名: セイテンビラメ (カレイ目ダルマガレイ科)
エンガワに興味がありますが...(笑)。ヒラメという名でもダルマガレイ科のお方。
セイテンビラメ :
ベニイザリウオ
標準和名: ベニイザリウオ (アンコウ目イザリウオ科)
ベニ?イザリはあまりよくわからんのです。
ベニイザリウオ :
カエルアマダイ
標準和名: カエルアマダイ (スズキ目アゴアマダイ科)
別名: ジョーフィッシュ
定番のジョー君の「謎のムフフ顔」です。いちいちダイバーの相手をしている姿は芸能人や作家のサイン会を連想させます。こんな小さなおサカナといえどもアイドルというのは大変だし、スゴイです。
カエルアマダイ :
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