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観察写真帖 川奈ビーチ('07/01)【超マクロ】
camera: OLYMPUS C-770, Z-240ストロボ, CL-330(一部), PCU-01(一部)
管足と叉棘
標準和名: ラッパウニ (ホンウニ目ラッパウニ科)
今回の川奈ではラッパウニが多く見られた。ラッパウニはウニのなかでもかなり??な形をしている異端君。このピントを合わせている部分は管足と呼ばれる、まあウニ的手足のようなもの。で、奥に見える多数の筒のようなのが叉棘といわれるトゲですね。トゲがラッパの形だからラッパウニと言われるけれど、こうしてみると管足のほうがラッパちっくだったりする。
ラッパウニ :
エノキか?!
標準和名: ラッパウニ (ホンウニ目ラッパウニ科)
ラッパウニは毒持ち。叉棘でひっかいてその傷に毒を入れる、という姑息なヤツ。しかし、そんな技は誰に対するため?ニンゲンとしたら、そんなに出会うか?まあ、そんな凝ったシステムを持っていたり、叉棘がわさわさ動くのが面白かったり、ゼブラガニがくっついていたり、本人も意外と美しかったり...見ドコロの多いウニです。そして今回は管足に注目してみたんですが、いや〜これもオモシロイ!意味があるのかないのか不明な動き。
ラッパウニ :
ご近所付き合いか?!
標準和名: ラッパウニ (ホンウニ目ラッパウニ科)
管足は、ある部分はたくさん出ていたり、出てない部分はゼンゼンだったり。かなりいいかげんなカンジです。ここは小さいグループ「こないだイイジマさんの奥さんがね...」「あら、いやネ〜」みたいな。
ラッパウニ :
?ウミウシ
標準和名: ?ウミウシ (裸鰓目イロウミウシ科)
極小です。体の質感を除けばオトメウミウシぽいですが...。
イソギンチャクモエビ
標準和名: イソギンチャクモエビ (十脚目モエビ科)
標準和名: グビジンイソギンチャク (イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科)
マクロレンズ2枚(以上)重ね、といえば、これまでこのエビちゃんをイチバン多く撮ったかもしれませんね。おしりフリフリは肉眼でもわかりますが、この写真を見ると、ヒゲもフリフリしているようです。ダンジングシュリンプたちは踊りつつも目がマジだったりしてちょっとヒクことがありますが、この種はわりと感情豊かそうな目をしていることが多い気がします。
イソギンチャクモエビ :
グビジンイソギンチャク :
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