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観察写真帖 金武レッドビーチ('06/11)
camera: FUJI F30, 内蔵ストロボ, UCL-165(一部)



マジ真っ黒!
マジ真っ黒!
標準和名: マジマクロイシモチ (スズキ目テンジクダイ科)
標準和名: ガンガゼ (ガンガゼ目ガンガゼ科)


ずーっと恋焦がれていたスーパー普通種、ついに会えました!いや〜、マジ真っ黒だ、カワイイよ〜♪名前の面白さから話題にはのぼるこのコたちですが、いかんせん普通種、「明日見せてね〜♪」「いいっすよぉ〜!」という盛り上がり空しく、海に入ればお互い忘却の彼方...酒の席の会話などそんなもんよのぉ(T T)というわけで、これまでなかなか会えんかったのです。しかし、今回いきなりこの出会いがあるとは予想だにしなかった、ポイントへ行く車中「テンジクダイ好きなのです!テンジク、テンジクですから(意味不明)」と強調しておいてヨカッタヨカッタ。さて、マジ真っ黒ですが、ヒレのビミョーな伊予柑色がいいです、ややまるっこい体型もほんとカワイイ〜!!ガンガゼ上等、グローブなしでしたが、突っつかれても、ちょっと刺されてもなんのそのです。明らかに「なんなのぉ〜、このおっさん...」という目をしていますね。

マジマクロイシモチ : この画像だけです
ガンガゼ : 金武レッドビーチ('06/11) 真崎('04/08) 黄金崎ビーチ('03/10)

アイスvar!
アイスvar!
標準和名: ミヤコイシモチ みぞれvar (スズキ目テンジクダイ科)
標準和名: ガンガゼ (ガンガゼ目ガンガゼ科)


マジ真っ黒の中に2個体いた謎のテンジクダイ、なんじゃこりゃ〜?!第一背びれがミヤ子と同じなので、近い種かな〜と思ってはいたのですが...。図鑑でも見たことのないテンジクダイを前に、沖縄に来てることだし、いっちょカチャーシでも踊っちゃおうかと思いました。しっかしキレイなカラダですよ〜!冬山の氷瀑の氷のような、なんとも独特な清涼感です。お隣のサンギルイシモチの体色と比べると異質な感じがよくわかると思います。そして、このコたち、ミヤコイシモチだったんですねぇ〜、うわ〜知りませんでした。環境による体色変化があるんですね、びっくり。藻場と砂泥で違うそうです。私の持ってるヤマケイにはこのカラバリのことなんか一言も書いてないですね。

ミヤコイシモチ : ミラクルヒナイ【デジイチ】('07/06) ナダラ遊郭('06/09) ヒナイビーチ前('04/03)
ガンガゼ : 金武レッドビーチ('06/11) 真崎('04/08) 黄金崎ビーチ('03/10)

種の特徴?
種の特徴?
標準和名: ハチマキダテハゼ (スズキ目ハゼ科)


砂泥地帯は共生ハゼポイントです。伊豆でも秋にはお馴染みのハチマキです。ハチマキといえばこれまで会った個体ことごとく度胸満点だったのですが、はたしてこのお方もそうでした!こうなると個体の特性というより「ハチマキ=度胸」という気がしてきます。名前的にもなんとなく度胸ありそうですしね、根性系というか。面構えもカッコイイんですよね〜。

ハチマキダテハゼ : ミラクルヒナイ1('05/05) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/11)

カスリハゼ
標準和名: カスリハゼ (スズキ目ハゼ科)


これも伊豆ではお馴染みカスリ系です。「系」というのは現時点でこの周辺の分類はかなり曖昧だからです。「シマカスリハゼ」だったのは「カスリハゼ♀」になっちゃうとういう話がずいぶん前からあるし、カスリにもいろんなタイプがいて、そのうち別種とされそうな気もするし、spもあるし(尻びれ見ないとわからんらしい)。さて、カスリは泥ポイント、と言われる所によくいますが、私の感覚ではカスリがいるのはライトな泥「サラドロ」ですね。ドロドロ、マジドロ、ヤバドロなんてのにはあまり居ない気がしますが、どうかな。このレッドビーチは「うわ、濁〜」というヒトが多いみたいですが、そりゃ真栄田岬なんかと比べればねえ(^^;

カスリハゼ : 金武レッドビーチ('06/11) 金武レッドビーチ('06/11) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/08) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/04)

湯治風
湯治風
標準和名: クロオビハゼ (スズキ目ハゼ科)


やはり、こういった場所にはクロオビ多いですね。共生ハゼが引っ込み気味になっているこの感じ、露天風呂に入ってるおっさんに見えてしょうがない。

クロオビハゼ : 金武レッドビーチ('06/11) ナダラ遊郭('06/09) ナダラ遊郭('06/09) ミラクルヒナイ【砂地】('06/09) ナダラ遊廓('03/09) ナダラ遊廓('03/09) ナダラ遊廓('03/09)

カスリハゼ
標準和名: カスリハゼ (スズキ目ハゼ科)


これもカスリ系、シマカスリと言われていたヤツに見えましたが、写真では背びれはっきりせず、尾びれも見えないので、なんとも言えませんねぇ。臨時のカメラではハゼは特にキビしかったです。

カスリハゼ : 金武レッドビーチ('06/11) 金武レッドビーチ('06/11) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/08) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/04)

砂泥は幻想的
砂泥は幻想的
標準和名: クロオビハゼ (スズキ目ハゼ科)


写真はよくないですけど、この絵こそが私の中のクロオビのイメージなんです。ウス濁りの砂泥で、おっ立ち気味の幽霊風ホバリング。幻想的や〜。基本的に砂泥好きなんですが、なんかそう、幻想的!なんですよね、まあ透視度50cmとかだと幻想もへったくれもないですが、スカーンと抜けられても困る。クロオビがふりふり振る腰のあたりにかすかに舞い上がるシルトが霧のようでイイんです〜。

クロオビハゼ : 金武レッドビーチ('06/11) ナダラ遊郭('06/09) ナダラ遊郭('06/09) ミラクルヒナイ【砂地】('06/09) ナダラ遊廓('03/09) ナダラ遊廓('03/09) ナダラ遊廓('03/09)

ポイントだけに...
ポイントだけに...
標準和名: カスリハゼ (スズキ目ハゼ科)
標準和名: アーマーシュリンプ (十脚目テッポウエビ科)


これもカスリですが、注目はエビちゃん。アーマーですねぇ、このポイントは米軍施設の脇なのですが、おお、まさにハマリ役ではないですか!カスリよりかなりデカイですが、なんだかしっくりきますね。カスリの背びれにしっかりとヒゲが...共生関係もバッチリのようです。むむ、「絣とアーマー」日米の縮図ですか?

カスリハゼ : 金武レッドビーチ('06/11) 金武レッドビーチ('06/11) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/08) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/04)
アーマーシュリンプ : この画像だけです

「うわ...」ってカオ
「うわ...」ってカオ
標準和名: ダンダラダテハゼ (スズキ目ハゼ科)


ハゼはちっこいのもカワイイですけど、肉眼で表情が確認できる位のサイズのコは面白いです。このダンダラは表情豊か。共生ハゼって寄っていっても絶対目を合わせず、終始ポーカーフェースなコもいれば、気になって気になって仕様がないヨ〜!という感じで明らかにそわそわしているコもいる。ワタクシ的には今まで会ったコたちに関して、ハチマキを除くダテハゼ系に後者が多い気がしています、目が合うんだよねぇ〜、あの瞬間って好き♪

ダンダラダテハゼ : 川奈ビーチ('06/11)

ウマソウ系?!
ウマソウ系?!
標準和名: クロモドーリス・プレキオーサ (裸鰓目イロウミウシ科)


もちろんお初のウッシー、限りなくシラユキモドキに近い気がするのですが、どうやらこの和名のないヤツぽい。さらに似たのにシラユキウミウシというのがいますが、そっちとは触覚の色で判断できるようです、なんといってもウマソウだねっ!ハデじゃないけどね。奥ゆかしい感じ、和菓子...大福系ですね、フチどりは斬新に柿風味。そしてまるごと「ON THE きな粉」ですか!完璧です、参りました(^^和菓子なんだから和名つけたいね〜。ダブルまがいものでニセシラユキモドキあたりいいな、不味そうか...。

クロモドーリス・プレキオーサ : この画像だけです

ホシゾラウミウシ
標準和名: ホシゾラウミウシ (裸鰓目イロウミウシ科)


配色は「THE伊豆ド普通種」アオウミウシとほぼ同じですね。私は初出会いですが、レアなんだか普通なんだか知りません。ともあれ、イイお名前ですこと!

ホシゾラウミウシ : この画像だけです

タスジミドリガイ
標準和名: タスジミドリガイ (嚢舌目ゴクラクミドリガイ科)


もちろん初出会いです。後で調べてみると割とレア?ミドリガイ系はドーリスに比べると地味ですが、なかなか味のあるコが多いですね。

タスジミドリガイ : この画像だけです

ここではこの色
ここではこの色
標準和名: ムカデミノウミウシ ゴージャスvar (裸鰓目ファセリア科)


ムカデミノのこのカラバリはお初です。伊豆では青、西表では白、ここではなんつーか、ゴージャスですねっ!写真は青カブリしてるので、実際はもっとアカっぽくてもうちょっとエロい感じ(?)です。バリエーションみんなインパクトあるんで、別種にしてそれぞれ名前付けたらいいのにな〜。

ムカデミノウミウシ : 富戸脇の浜('06/10) ミラクルヒナイ2('05/05) 浮島ビーチ('05/03)

アカククリ
標準和名: アカククリ yg (スズキ目マンジュウダイ科)


西表のパジャマ以来2度目の出会いです。パジャマのときのお子は悠然としていましたが、このコは「びらびらびらっ、びらびらびらっ」と心配になる位落ち着かない(◎◎;大丈夫か?!そりゃ、変なおっさんがいきなり近づいてきたんだからそうなるのもわかるけど...あああ、ごめんよぉ〜、なにもしないから落ち着いてくれよぉ〜。しっかし、このお子ってスゴイ色カタチですよねー。こんなに目立ってるのに泳ぎがへたっぴ、だから穴の中とか岩の割れ目にに住んでるんですかね。でも、この見てくれなら誰も食わんぞきっと、食ったら即死しそうだよ(^^;

アカククリ : パジャマリーフ('04/07) パジャマリーフ('04/07)

オオウミウマ
標準和名: オオウミウマ (トゲウオ目ヨウジウオ科)


死体ではありません。でも死んだフリなのかな(..?かなりデカイお方です。

オオウミウマ : この画像だけです

サツマカサゴ
標準和名: サツマカサゴ (カサゴ目フサカサゴ科)


砂泥エリアでお出迎え。こんなとき気づく、カサゴってかなり伊豆っぽいぞ。

サツマカサゴ : 川奈ビーチ('07/02) 川奈ビーチ('05/01) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/05) 川奈ビーチ('04/04)

ナマコマルガザミ
標準和名: ナマコマルガザミ (十脚目ワタリガニ科)


そばにジャノメナマコがいるんだが、埋もれている...。

ナマコマルガザミ : この画像だけです

イソギンチャクモエビ
標準和名: イソギンチャクモエビ (十脚目モエビ科)
標準和名: ?イソギンチャク (---目---科)


イソギンチャク上に居るのがフツーなのですが、このエビちゃんは岩の上からイソギンチャク見物?南の方々はのんびりしてますね。

イソギンチャクモエビ : 川奈ビーチ('07/01)【超マクロ】 川奈ビーチ('06/11) 川奈ビーチ('06/11) 川奈ビーチ('04/10) 秋の浜('03/11)


?ウミシダ
標準和名: ?ウミシダ (---目---科)


メカニックなウミシダ、あちこちで目に付きました。



シラヒゲウニ
標準和名: シラヒゲウニ (ホンウニ目サンショウウニ科)


以前シュノーケラーだったころ食べたことがありますが、獲ったり殻割ったりする手間に見合わない味だった。それから気にもしていなかったけど、なんと、シラヒゲウニってこんなにキレイだったんだね〜!!よく観ていくとビミョーにいろんな色合いのがいます、面白い面白い♪

シラヒゲウニ : この画像だけです

ひそかな人気
ひそかな人気
標準和名: ムネボヤsp (?目?科)


南の海で気になるヤツ。結構気にしてるヒト多いんですよね。

ムネボヤsp : ミラクルヒナイ【砂地】('06/09)

ワモンクラベラ
標準和名: ワモンクラベラ (?目ヘンゲボヤ科)


ホヤなのにベラ...(゚Д゚)ハァ?なヤツ、これも結構気にしてるヒト多いかも。写真のはもしかしたらspかな、ま、こういうのはほぼ同定不能。

ワモンクラベラ : この画像だけです




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