top
観察写真帖 川奈ビーチ('04/03)
camera: RICHO RR30 + DX3000, 内蔵ストロボ,LX-25ビデオライト(一部)
前回の三保があまりにもヨカッタので、さて、次は...という重圧の中で浮上したのは「川奈」。これまでも気にはなっていたが特にマークしてはいなかったのだった。しかし、よくよく調べてみると「マクロ臭」「クレイジー臭」が漂ってくる...コレハ?!こういったところには必ず変態系スーパーガイドがいるはず...さらに調べ、八木氏@川奈日和にいきついた。写真を見てもわかるように、この1本は浅場のみをスミからスミまでゆ〜っくりゆ〜っくりと観て回ったが、ヘンなもの率が通常より異常に高い。が、これもそのごくごく一部なのである。注意したいのはここでは水温12℃でも60分オーバーが通常であること(笑)。



ツノモエビsp
標準和名: ツノモエビsp (十脚目モエビ科)


いきなり浅場大会!おお、私が求めていたものはコレダ!そして、いきなりなんだかわからないエビちゃんです。とりあえずこういうことになってるようです。まあ、エビカニの分類や種名などコロコロ変わるので「とりあえず」でもいいや。さて、とてもキレイですよ〜。しかも度胸も据わっていて、ここまで寄っても平気なところはエビですが、イカしてます(寒)。マクロですが大物の風格です(寒)。ゼンゼン関係ないですが、人間界ではこういった「強い」アイドルは後にバラエティー系に行きますね。

ツノモエビsp : 赤沢ビーチ('04/12) 赤沢ビーチ('04/12) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/09) 川奈ビーチ【変態系】('04/08) 川奈ビーチ【変態系】('04/08)

ヨロイメバル
標準和名: ヨロイメバル yg (カサゴ目フサカサゴ科)


ありゃ〜、このコもレアなんじゃないですか?ヒジョーにカワイイです。これが成魚になるとああなってしまうとは...無常を感じてしまいますねえ。このコは近づくと、ある程度の距離を保つ逃げ方ですね。大脱走はしません。こういうのカワイさ倍増ですね、テクニックですね〜。名前がゴツイですが、容姿がカワイイとゴツイ名前はさらに効果倍増な気がします。とにかく倍増系の可愛さなのでした。

ヨロイメバル : この画像だけです

ニジギンポ
標準和名: ニジギンポ yg (スズキ目イソギンポ科)


写真では背びれが分裂して見えたので「?アナハゼ?」とだまされそうになりましたが、これはたまたま「くしゃ」となっているだけのようです。正体は大好きなニジギンポの幼魚のようです。初の出会いです。ハァハァ。成魚でも十分可愛いのに、幼魚ですよ!幼魚!ハァハァ。成魚で観られる縦帯がなく、途切れ途切れ、というか横帯になっているのは幼魚独特なのでしょうか?なんだか可愛いのばっかりで浮かれてしまいます。この時点では後半の超マニアックヘンなモノ大会を想像することはできなかった(笑)。

ニジギンポ : 川奈ビーチ('07/04) 川奈ビーチ('07/02) 川奈ビーチ('07/02) 川奈ビーチ('07/01)【わりと普通】 川奈ビーチ('07/01)【わりと普通】 川奈ビーチ('06/11) 川奈ビーチ('06/07) 赤沢ビーチ('04/12) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/09) 川奈ビーチ('04/09) 川奈ビーチ('04/08) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/05) 富戸('03/11) 15件超えました

コケギンポ
標準和名: コケギンポ (スズキ目コケギンポ科)


おお、ここにもいたか。見知らぬ土地で知り合いに出会ったような安堵感があります。「ような」というか、そのままか。しかし、〜コケギンポにもいろいろいます。トウシマ?アライソ?等々...これはヤツを穴から引っ張り出さなければわかりません。そんなごムタイな(笑)。出てくるまで待つというのも手ですが、そんな悠長なことは...ん、待てよ?「川奈日和」ではそれも許されそうな雰囲気。

コケギンポ : 川奈ビーチ('07/06)【銀塩】 川奈ビーチ('07/06)【銀塩】 川奈ビーチ('07/06)【銀塩】 川奈ビーチ('07/05) 川奈ビーチ('07/03) 川奈ビーチ('07/01)【盛りだくさん】 川奈ビーチ('06/12) 川奈ビーチ('06/12) 浮島ビーチ('06/10) 川奈ビーチ('06/09)【サカナ】 川奈ビーチ('06/08) 川奈ビーチ('06/07) 赤沢ビーチ('04/12) 赤沢ビーチ('04/12) 川奈ビーチ('04/11) 15件超えました

アサヒアナハゼ
標準和名: アサヒアナハゼ yg (カサゴ目カジカ科)


あ!前回、三保で見てついに正体のわからなかったコだ!で、今回はガイド八木氏に聞きました。アサヒアナハゼygということです。そうか、これで一挙解決♪しっかし、カジカ科全般に言えますが、アナハゼ系は変異が多すぎるのに種の差もよくわからず、ヒジョーに難しいです。可愛らしさ団体戦があればまちがいなく上位常連になると思います。行きずりの恋はいつもしていますが、私的には種同定の難しさがイマイチ親近感を持たせにくくしていて、それ以上に発展しないのです。

アサヒアナハゼ : 川奈ビーチ('07/03) 川奈ビーチ('07/03) 川奈ビーチ('07/03) 川奈ビーチ('05/04) 川奈ビーチ('04/04) 真崎('04/02)

ミドリアマモウミウシ
標準和名: ミドリアマモウミウシ (嚢舌目ミドリアマモウミウシ科)


いつしかステージは極小ウッシー大会になっていました。これは序の口。私のカメラ人生はどちらかというとハゼとか小型のおサカナにターゲットを絞っているので、極小ウッシーはとりあえず写真が残ればいいや程度で、こういうときは撮影はテキトーにしてルーペ等で観察に切り替えてしまいます。これも丁寧に伸ばせばキレイな形になるので、そうやって写真を撮ればなかなかのものになるのでしょう。ガイド八木氏や本日のもう一人のゲスト氏のイキオイからするとそんな行動はごく当然のようです。私はまだまだ修行が足りませんな。

ミドリアマモウミウシ : 川奈ビーチ('07/01)【盛りだくさん】 川奈ビーチ('05/02) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/04)

アリモウミウシ
標準和名: アリモウミウシ (嚢舌目ミドリアマモウミウシ科)


藻にひっついてぶわんぶわん揺れる極小のコイツラにピントを合わせてシャッターを切ることがはたしてAFデジカメに可能なのだろうか?こいつも丁寧に整形すればキレイな色形です。まあ、ぶわんぶわん揺れてロクな写真にならないのだよ、という状況説明的な写真としてはヨイ出来です(泣)。この種の近縁種は似たようなのがやたらいて油断できません。コイツも水中ではミノ(イボ?)の色は写真を見るようなものだとわかりませんでした、小さいですからねー!。なので、クロモとか他の種だと思っていました。

アリモウミウシ : 川奈ビーチ('07/04) 浮島ビーチ1('05/05) 川奈ビーチ('05/04) 浮島ビーチ('05/03) 浮島ビーチ('05/03)

ヒメクロモウミウシ
標準和名: ヒメクロモウミウシ (嚢舌目ミドリアマモウミウシ科)


コイツなんか水中ではただの黒い粒です(笑)。写真は藻が揺れて黒い影が見えた瞬間に適当に何枚かシャッターを切ったもので、しかも露出が合ってなかったので、レタッチしてやっと得体が知れました。しかし、ガイド氏はこの黒い粒にも十分過ぎる時間をかけてます。まあつまり狂気ですか(笑)。

ヒメクロモウミウシ : 浮島ビーチ('05/03) 川奈ビーチ('05/03)

ヤドリツノモエビ
標準和名: ヤドリツノモエビ (十脚目モエビ科)


小さい種には「ぴゅっ」とジェット噴射で一気に逃げてしまうエビちゃんも多いですが、このコはとてもよいコです。寄ると「そそそ」とグローブに身を寄せてじっとしてます。「どうぞ」という声が聞こえてきた気もします「おお、ウイヤツよ!」。何が「どうぞ」かはわかりませんが。こういう「よいコ」作戦にも、めろっときてしまいます。水中ではわかりませんでしたが、背中の白いラインと赤い斑点をキーポイントにすると図鑑で見つかりました。

ヤドリツノモエビ : この画像だけです

?カニ
標準和名: ?カニ (十脚目---科)


わかりますか?ええ、私にも存在だけはわかるのですが、それ以上は何もわかりません。



コノハガニ
標準和名: コノハガニ (十脚目クモガニ科)


いろいろ体にくっつけるカニさんは割と多いですね。これは♂で、やたら三角形的にトンガっているのが特徴ということです。♀はトンガリ度が小さくて五角形ぽいようです。カニさんはヘンであればあるほどエライ、というのが私の意見なのですが、このコの形状はかなりヘンでスバラシイ!

コノハガニ : 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/04)

?ワレカラ
標準和名: ?ワレカラ (端脚目ワレカラ科)


気づくとステージは超ヘンなモノ大会になっていた。これまでにワレカラを見せてくれたガイドさんはいたが、「XXワレカラ」と正式名で3種も見せられるトハ!これまで、ワレカラは全部ワレカラ、あとワレカラモドキ!で今後の人生済ましていこう思っていたのだが、どうやらそうはいかないということらしい...。写真の残っていたコイツがどれなのか今となっては永遠のナゾ。



なんすかコレ?
なんすかコレ?
標準和名: ? (---目---科)


ムチのように2本のナニかを振り回しているナゾの生物、ほとんど宇宙生物のノリだ。ムチにピントが合えばかなりカッコヨイ写真になっただろうに、残念。しかし、コイツはナニ?なんだかわからないものをじっくり見ている私はナニ?それにしても面白い。



ニホンコツブムシ
標準和名: ニホンコツブムシ (等脚目コツブムシ科)


ななな、なんだオマエは!怪しすぎ。ヘンなモノ好きな私でさえちょっとヒいてしまう気味悪いカオ...。正体はニホンコツブムシという一部ではメジャーなヤツらしい。いやごくごく限られた一部で。形状がセミみたいなので、ウミセミと呼ばれているところもあるとらしいが、乱暴に分類するとあのキモい生物海部門ノミネートのフナムシの仲間。いや〜、スゴイのがいるモンです。しかし、これを見せるガイド八木氏、喜ぶ私とはいったい...。

ニホンコツブムシ : この画像だけです

クロヘリアメフラシ
標準和名: クロヘリアメフラシ (無楯目アメフラシ科)
※ 交接


川奈ビーチはいかにもアメフラシがたくさんいそうな海。大産卵大会が各地で繰り広げられていたようです。

クロヘリアメフラシ : 川奈ビーチ('07/03) 川奈ビーチ('06/12) ミラクルヒナイ2('05/05) ミラクルヒナイ2('05/05) 浮島ビーチ('05/03) 川奈ビーチ('05/02) 川奈ビーチ('04/09)




top


Copyright (C) 2003- by   Shimakero