擬態上手のカニさん、トサカをむにゅむにゅしないとわかりません。「う”ー、るせー、るせーなー...」というカンジで出てきてくれると、すぐには引っ込まないので助かります。また隠れてもむにゅむにゅされるんだろーな、とわかっているのかもしれません。そういえば、このホストのトサカはユビノウトサカでいいのかな？他にはチヂミトサカというトサカもホストにするようですが、そのパターンの擬態も見てみたいですね。

今回はウミウシ満腹ダイブだったのですが、気づけば”私的伊豆基本３種”はきっちりおさえられていました（本当は基本４種っていうらしいけど、そのうちのコモンウミウシは私一度も見たことがないから基本じゃないのです、文句あっか）。しかしアオウミウシの数は凄かった！サイズは極小、小、中、大、巨大となんでも、色形もさまざま。高度成長期のデパートの品揃えのようでした(知らないけど)。これは”デブ大・色：ノーマル”ですね。

アオほどは多くないにしても、見かける頻度は高いですね。正直言うと出会いの感動にやや欠けるのですが、それは普通種というだけではなくて、やはり見かけ・名前ともに華がない、と思うんですね。ここらで改名でもしてイメチェンしてくれたりすると楽しいのですが。ゴマレモンウミウシとかどうでしょう。

いつも触角がウマそうな第３のウッシー。この個体は全体的にも色がキレイで、全部食べてもいいナ、と思いましたね。そういえば浮島ＳＲＤのオーナータカハシ氏はアオウミウシを食ってみたことがあるそうです、それもナマで、オドリ食いですね、こわ...。

大発生するイメージが定着してしまいました。私の中で「伊豆裏基本種」です（笑）。

ふつー、コイボはスルーしてしまいますが、西表で「むむむ？コレはコイボ？アミメイボ？ツブツブ？」と悩んだのがウマシカ、いやトラウマとなって、今回は撮っておきました。これは...決め手の触角が見えない...まあ、コイボでいいんじゃないでしょうか。

指を指してもらったはいいけど、ド乱乱視の私にはそのありかを確認するのが精一杯。重ねレンズ＆ズームのカメラのモニタでやっと確認できました。残念ながらアングルが逆でしたか！体が見えていません。とはいえ、つかめる大きさではないのでひっくり返っていただくことも出来ず...本家ツユダマガイはこの縞々がないんですよね。ちなみに本家には会ったことがありません。

これはなんじゃ〜？と思っていましたが、陸に上がってから本種であると確認。もちろん初出会いです。ウミフクロウってもっとデカいイメージです、これはまだ小さいお子だったのね、１センチ弱です。成体だとかなりキモイので、まあいい出会いをしたな、と(^^;