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観察写真帖 川奈ビーチ('04/05)
camera: OLYMPUS C-770, 内蔵ストロボ,LX-25ビデオライト(一部)
天気予報がまっさかさまにハズレでよいお天気、海もベタベタ、透視度最高というサイコーのコンディション。しかし、成長観察中のお子たちへのべったり攻撃など、じ〜っくりウォッチングのため、やはり寒さで悲鳴をあげたのでした(笑)。浅場が気持ちいい!(浅場にしかいなかったが)
勝負?!のスーパーディスプレイ
標準和名: アカイソハゼ (スズキ目ハゼ科)
※ 婚姻色
見て見て〜!状態です。なぁ〜んのココロの準備もしていなかったのでタイヘン焦りました。ディスプレイされたってねえ、どうリアクションしたらいいのかしら...?じゃないって(爆)。でも♀ハゼでなくたって見とれちゃいますよ〜、ステキ!右の♀ハゼもさぞや気を引かれているのでしょうねえ。こういったスーパー普通種の下克上、というのはなぜか興奮します。はあはあ。エントリー直後のちょっとした溝穴、うーん、油断はできないもんだなあ。
アカイソハゼ :
15件超えました
サビハゼ
標準和名: サビハゼ yg (スズキ目ハゼ科)
はい、あの砂地にうじゃうじゃいる、不精ヒゲだけど、北欧の少女のような目の色をした、あれのお子たちなのです。幼魚の時代はこうして中層を泳いでいるの、知ってました?!川奈のビーチでは砂地ハゼの成長ステージの移り変わりもよ〜くわかるのだ。よしよし、大きくなったな、うんうん、などと満足げな自分を発見できるのね。
サビハゼ :
15件超えました
ニシキハゼ
標準和名: ニシキハゼ (スズキ目ハゼ科)
こいつもここで成長を見続けている種。あっという間に大きくなりました。しかし、近くに居ついている最大級のヤツに比べるとまだまだ小さい。どんどん大きくなれよー。
ニシキハゼ :
ネジリンボウ
標準和名: ネジリンボウ (スズキ目ハゼ科)
ネジリンボウ登場、でもまだまだ小さいっ!ペアリングもしていない様子、まだまだ「うぶ」でカワイイです、♀かな〜?水中も着実に夏に向かっているのですね、でも、長ーく観察してしまうとやはり寒い...。ところで、ネジリンボウ観察には欠かせない貴重〜なネタがあるのですよ。ふっふ、まあそのうち。
ネジリンボウ :
ミナミウシノシタ
標準和名: ミナミウシノシタ yg (カレイ目ササウシノシタ科)
スケ系のこのコも健在です。ご覧のようにまだまだドチビ助ですが、これでも2ヶ月前に比べて多少大きくなりました。超レア種なんだよ〜、でも目がカワイイ、というか笑えちゃうでしょ〜。抱きしめたくなる可愛さだけど、ぺらぺらなんだよね(笑)。と実は笑ってる場合じゃなくて、このコスーパー毒魚なの!「日本の海水魚」によれば、毒腺から出す毒は1500〜2000倍希釈海水でもボラやハゼ類を20分以内に死亡させる...とか。いつも思うけど、こんなに近づいて撮影してる場合なのだろうか??でも、海中のコンブからはダシ出ないから、まあいいんだろうな(?)。
ミナミウシノシタ :
ナヌカザメ
標準和名: ナヌカザメ 卵 (メジロザメ目トラザメ科)
標準和名: イソバナ (ヤギ目イソバナ科)
前にも書きましたが、他ではありえない浅い深度にあるのです。これもちゃーんと成長を続けているのでしょう、それを思うとホント幸せな気分になりますね。ナヌカ特有のあの目をした赤ん坊ザメが見てみたいなあ、もちろん出てくるのは夜なので見られませんけど。
ナヌカザメ :
イソバナ :
15件超えました
コノハミドリガイ
標準和名: コノハミドリガイ (嚢舌目ゴクラクミドリガイ科)
たぶん、一生懸命メシ食っていたのだ。なんだか動きに情熱がこもっていたのだ。単に腹が減っていたのか、あるいは非常にスバラシイカイメンだったのだろうか。
コノハミドリガイ :
シロウミウシ
標準和名: シロウミウシ (裸鰓目イロウミウシ科)
木の葉みどり(三流芸能人ぽいな)の側にはこのお方。やはりここのカイメンが人気なのだ!そうなのだ。よおし、そこまで言われてしまっては私も黙っていないぞ。しかしまあ、今日のところはやはりカイメン食は遠慮しておこう。
シロウミウシ :
死んだフリ
標準和名: サツマカサゴ (カサゴ目フサカサゴ科)
真っ白くなって、これは死んだフリ。これは自らの捕食のため?それなら、これに引っかかるヤツを見てみたいのだが...。あるいは逆に捕食圧への対抗措置?それならば、既に「毒棘持ち」「見た目不味そう」ときているのだから、かなりの完璧主義者ですね。逆に目立って食われちゃって「おお!ウマイ」とか評判が立っちゃったんじゃないの?人間界では既にメジャーな旨魚だもんね。
サツマカサゴ :
ソメンヤドカリ
標準和名: ソメンヤドカリ (十脚目ヤドカリ科)
標準和名: ベニヒモイソギンチャク (イソギンチャク目クビカザリイソギンチャク科)
ベニヒモイソギンチャクを殻につけて暮らすという奇行で知られるお方。イソギンチャクのほうでもなんの違和感もなく、そのまま繁殖していってしまうというので、バランスのとれた共生関係、ということになるのでしょうが、まあ不利益はないとしても、特に利益もないように見える。しかしこういう関係にこそ、ものすごいオモシロネタが隠されているに違いないのだ!う〜、知りたい〜。ちなみに、同じくベニヒモイソギンチャクと共生するイボアシヤドカリというのもいますが、私には区別がつきません。
ソメンヤドカリ :
ベニヒモイソギンチャク : この画像だけです
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