「単色！単色だー！」水中で叫びましたよ。本種はカラーバリエーション豊富で触手付近が黄色系、他に黒やらオレンジやらの基本はあくまでも「２色」です。なので、このオドロキといったら！...フツーわかってくれないでしょうね（笑）。しかし、このときは「ガイドとらちゃん＠川奈日和」とのマンツーマン。私の無脊椎動物好きもわかってくれている、天は私に味方したのです。さんざん時間をかけて観察できました。正面からストロボをどぉ〜ん、とあてたものは全体まっ黄色だったのですが、このカットは光の具合で、やや濃淡が出ているように見えますね。いや〜ウレシイー♪

なんかイソバナにしてはでかいから、違いそうだが、どちらにしてもこの類は確定できないのだからまあいいや（爆）ずいぶん平面的に写ったので、私的には妙な雰囲気に見える絵になった。そもそもこの類は流れに直角に広がるものなのだが、これではココの流れはダウンカレントかアップカレントになってしまう（わかりにくいかな？）。この写真を見て「あれ？なんかヘンなカンジ...」と思ったアナタは水中センスが鋭すぎる、あるいは単なる刺胞動物マニアのどちらかです（笑）。

いつだってフォトジェニック。凄いことですよ、うん。

前出のオルトマンワラエビと同じホストについていたので、ツーショットを狙ったのですが...。単体でも表裏に逃げ回るコなので、やはり無理だった...。しかし、他にもホストになりうるヤギ類などがいるのにもかかわらず、このホストに２ゲストというのは、なにかそんなにイイことが？！とりあえずこのヤギはチェックしておこう、と思いました。

きゃわゆいでごじゃりましゅね〜、伊豆で見ると（笑）。沖縄なんかでうじゃうじゃいるのを見るとかなりヤバイ感じですが、ドチビが単独でいるとなぜこうも違うか。サンゴイソギンチャクが頼もしく見えますねー。さて、ふらーりふらーり、なのでデジカメでの撮影はキツイですが、逆に自分も同じように身を任せてしまうとＡＦでも捉えやすくなります。もちろんかなり気分が悪くなります（爆）。

ここでがんばってます。けっこう大きくなりました。さて、私が気になるのはサンゴイソギンチャクの腕のイナズマみたいなやつ。あれってたまに「ピシッ」とか走ってますよね？！貝類のウコンハネガイとかだと完全にイナズマが出てますが、あれとは別物なのかな？あー、こんなことを気にするとサンゴイソギンチャクでタンク１本使ってしまう...。

ご存知危険生物定番！川奈では-10mでもいっぱい転がっている！IOPなんかだと-30mくらいにしかいないと思ったけど。コイツもなんらかのホストになりうるので近づいて見てみたいが、やはり怖いのでやったことはない。