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観察写真帖 真崎('04/02)
camera: SANYO MZ2 + EHS-200Z, 内蔵ストロボ, LX-25ビデオライト(一部)
ついにやって来ました、三保!図鑑で「ん?ナニコレ?」と気になるヤツの撮影地を見てみると「三保」また「三保」またまた「三保」...三保っていったい...と、こんな経験が度々あって、気になり続けて幾年月(大げさ)。泥水だとか、昼でもナイトだとか、透明度にメートル単位は不要とか、「うーむ」と思う部分もあったのだ、しか〜し!来てヨカッタ!というか、もっと早く来てればヨカッタ!この1本目は雰囲気を掴むために流すカンジだったのだが、すでに大興奮。



ヨコスジイシモチ
標準和名: ヨコスジイシモチ (スズキ目テンジクダイ科)
標準和名: シロアザミヤギ (ヤギ目---科)


三保では「レア種が普通種」、このコもその代表格。もちろん、初の出会いですが、「レア種としてではなくて」というのが妙な感覚...なんたって、わらわら...といらっしゃるのですからね(驚)。イシモチのアイドルというとイチゴパンツことマンジュウが有名ですが、マニアにとって、このコはそれに匹敵するアイドルです。地味だけどね。

ヨコスジイシモチ : この画像だけです
シロアザミヤギ : 真崎('04/08)ナイト 真崎('04/08)ナイト 真崎('04/02) 真崎('04/02) 真崎('04/02)

イナカウミヘビ
標準和名: イナカウミヘビ (ウナギ目ウミヘビ科)


図鑑未記載種だそうです。なのにやはり!このコも三保では普通種だそうな、う〜む...。1本目エントリして立て続けに初の出会いばかりで、調子狂いました(嬉)。このコはお名前の通り、素朴で実直なカンジですね。取り囲んで写真を撮らせてもらっても、「は、こんなカンジでよろしいでしょうか、小生、写真はいささか緊張してしまうのでありまして...」と気を遣っていただいているような表情、仕草でした。

イナカウミヘビ : 真崎('04/05)

ムラサキウミヘビ
標準和名: ムラサキウミヘビ (ウナギ目ウミヘビ科)


三保は言わずと知れた底棲生物の宝庫。もちろん私もそれ狙いで来たのです。次々と現れるレア種にくらくらしている間に、底棲の普通種もどしどし現れます(ま、この方などは基本的には隠れているのですが)。アレ?待てよ、ホントにこのコって普通種か?ナニがレアでナニが普通かよくわからなくなってきた...ネットで検索すると写真記録は三保からばかり。じゃ、レアだわ。恐るべし三保。あ、もちろん初出会いです。

ムラサキウミヘビ : 真崎('04/08) 真崎('04/05)

ワカヨウジ
標準和名: ワカヨウジ (トゲウオ目ヨウジウオ科)
標準和名: シロアザミヤギ (ヤギ目---科)


でかっ!見たことのない生き物ばかりが次々に登場し、くらくらしてくる三保ですが、さらに特徴として、見慣れた普通種はどれも通常よりふた回りくらいデカイのだ!栄養塩類豊富ということなんだろうか?シロート考えではあの泥底から、そんな連想をしてしまいたくなります。さて、このコも太くて長ーいっ!吻が長いのでフツー他のヨウジたちと見分けはつくけど、細いイメージがあったので、「なんだコイツ〜!?また、未記載ぃ〜?」とか思ってしまいました。このスケールギャップにも対応しないといけないようです、とことん恐るべし三保。

ワカヨウジ : この画像だけです
シロアザミヤギ : 真崎('04/08)ナイト 真崎('04/08)ナイト 真崎('04/02) 真崎('04/02) 真崎('04/02)

アカシマシラヒゲエビ
標準和名: アカシマシラヒゲエビ (十脚目モエビ科)


エビカニも三保の得意技です。なんとなくクリーナー系がとても繁盛している気がしますが、これもこの環境と関連があるのではないかな?この夫婦もよい立地のステーションを構えていて、ちょうどウツボ一名様が入ろうとしていたので、待っていたのですが、彼はこちらに気づくと「あれ、取材すか?」てなカンジでこちらに興味を持ってしまい、なかなか店に行ってくれず、写真が撮れませんでした。

アカシマシラヒゲエビ : エビパラ('06/09) 真崎('04/08)

オルトマンワラエビ
標準和名: オルトマンワラエビ (十脚目ワラエビ科)
標準和名: イソバナ (ヤギ目イソバナ科)


この辺りの場所は離岸提まわりの根になっているところで、いわゆる「フツーの伊豆」みたいな海でした。で、伊豆でも定番の彼です。なんだか懐かしささえ覚えてしまいます。でも、これまで見慣れていたのは赤褐色の体色。これはちょっと違いますね。地域固有かどうかはわかりません...。ホストのポリプが完全に閉じていて、やや寂しい。

オルトマンワラエビ : バラス東【デジイチ】('07/06) 川奈ビーチ('07/02) 川奈ビーチ('07/01) 川奈ビーチ('05/02)【刺さない】 川奈ビーチ('05/02)【おサカナ以外】 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/07) IOP('04/05) 富戸('03/11) 秋の浜('03/11) 八丈島('03/09)
イソバナ : 川奈ビーチ('07/05) 川奈ビーチ('07/05) 川奈ビーチ('06/11) 川奈ビーチ('05/02)【刺さない】 川奈ビーチ('05/02)【刺さない】 川奈ビーチ('05/02)【刺さない】 川奈ビーチ('05/02) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/08) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/05) 川奈ビーチ('04/04) 富戸('03/11) 富戸('03/11) 秋の浜('03/11) 15件超えました

卵つき
卵つき
標準和名: エダアザミ (---目---科)


子持ち昆布、というのがありますが、これも見かけはおつまみでイケそうです。もちろん痛い目にあうでしょうが。こういった光景もそうですが、三保の海はなんだか「生命パワー」に満ち溢れている感じがします。

エダアザミ : この画像だけです

アカオビハナダイ見せろ〜!
アカオビハナダイ見せろ〜!
標準和名: ネンブツダイ (スズキ目テンジクダイ科)
標準和名: アカオビハナダイ (スズキ目ハタ科)


堤付近ではサクラダイが群れてました。その中にアカオビハナダイ数個体が優雅に泳いでいます。三保の特徴その3は「生き物の生息水深が浅い」。ここで-20mそこそこです。さて、アカオビハナダイは美しかったです。もちろん写真を狙いましたが、うわー!と、このざまです。

ネンブツダイ : 川奈ビーチ('06/11) 富戸脇の浜('06/10) 川奈ビーチ('06/08) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/11) 川奈ビーチ('04/08)
アカオビハナダイ : 真崎('04/08)




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