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観察写真帖 川奈ビーチ('05/01)
camera: OLYMPUS C-770, FL-20ストロボ,LX-25ビデオライト(一部), CL-330(一部), PCU-01(一部)
稀種、関係ないけどアタマ重いんでしゅ〜
標準和名: マスダオコゼ (カサゴ目イボオコゼ科)
実は現時点では同定依頼中で、「マスダオコゼ」かどうかはわかりません。ヤマケイに載っていなくて、U氏著のガイドブック頼みなのです。今回のメインでしたが、場所に行ってみると見当たらない...。ま、だいたいそんなもんでしょ〜、とガイドのトラちゃん捜索開始。私は殿様気分でそこらのヤツラと遊んで待つ。しかし、20分ほど待っても...。いまにも「もうあきらめて行きましょ」とスレートに書かれそうな予感がしたので、眼を合わせないようにして(笑)自ら捜索開始。さらに10分ほど経っただろうか、突然”ぴょこんっ”と飛び出た(まさにそんなカンジ)こキタナイヘンなヤツ。そんな唐突なしかし文字通り待望の出会いであった!この真横ショットでわかるように、背鰭のトップラインの形でツマジロオコゼとははっきり違うことがわかりますね。
マスダオコゼ :
泳ぎへたっぴでしゅ〜
標準和名: マスダオコゼ (カサゴ目イボオコゼ科)
いやいや、突然の登場。嬉しさがまずあったのですが、このコの動き!「ぴゅっ、くねっ、コケっ」と、いちいちコケるような泳ぎ(泳ぎ、なんて言えないほど)これを見てもう、いとおしさ大爆発です!!かっわゆぃ〜ん〜、もうホント顔がほころんでしまいました。私のよく使う表現で言えば「ルンペン風」、これも私のめっちゃ”タイプ”なんです。さて、動きもスバラシイですが、もちろんその特徴的な形は面白い。で、よく見るとキレイな赤いラインがあるのです。この写真でも背鰭から尾鰭にかけて見られますが、ここらがオコゼらしいとも言えますね。しかし、あの泳ぎのへたっぴさはやはり背鰭がでかすぎるからでしょうね。それで食ってけるのか〜?生きていけるのか〜?近づきすぎれば逃げようとはするのですが、一気に逃げ切れないので心配になります。いちおう、岩溝に入りたいのかな?と思わせる方向に向かうのですが、届かず「コケっ」ですから...。
マスダオコゼ :
隠れるのもへたっぴでしゅ〜
標準和名: マスダオコゼ (カサゴ目イボオコゼ科)
隠れようとするのですが、うまく隠れられません。もう可愛くてっ!口がチョッと開いてますね。写真では捉えられなかったのですが、何回か大口開けました。中は青白っぽかったです。あれはあくびだったか、威嚇だったか、その他だったか、残念ながら不明です。
マスダオコゼ :
セスジサンカクハゼ
標準和名: セスジサンカクハゼ (スズキ目ハゼ科)
以前にかなり警戒心の強かったこの個体。かなり大きくなって、堂々としていました。一目で「セスジ」とわかるくらい大きいです。近くにもう一個体いて、そちらがとてもキレイなので気を引きます。こちら、ココロモチ心中穏やかでないかも。座を奪われた往年のアイドル風のニオイがしました(笑)。
セスジサンカクハゼ :
スケルトン
標準和名: セスジサンカクハゼ (スズキ目ハゼ科)
小さいほうの個体です。完全に内臓スケスケボディでした。心臓付近がコバルトブルーっぽいのですが、写真でうまく出ないのが残念。カザリハゼとかこの仲間はスケスケ美しいですね。これも川奈のこの狭いエリアの白い砂のおかげでしょう、こーゆーコはしかるべきこーゆートコロにいるのです(表現ヘンかな?)。しっかしこのエリアはなんでも出てきますね〜!
セスジサンカクハゼ :
あの”かゆみ”の理由
標準和名: ニッポンウミシダ 明色 (ウミシダ目クシウミシダ科)
「マスダオコゼはあきらめ...なのか?」なんて考えが出始めた頃、私は周辺を見回し、「抑え(いろんな意味が入るな...)」を探しました。エースはこのコでした。はいはい、マニアですから(笑)。まあ、そう珍しくもない明色バージョンですが、潮がいい感じに通っていて、動きがよい雰囲気出てるナ、と思ったのです。結局マスダちゃんもゲットしたし、このコもかなり時間かけられました。触手の先端付近をよ〜く見ると透明の細かい凸凹が見えますが、これがプランクトンを捕食するときに役立つのかな?ウミシダは棘皮動物といってヒトデの親戚で、イソギンチャクやクラゲのように「刺す」ことはありませんが、さわると、むずがゆくなります。私はずっと「刺して」いるのだと思っていたのですが、粘液のようなものを出してそれでかゆくなるらしいです。ヤマイモの汁のようなものですか(笑)。
ニッポンウミシダ :
15件超えました
カザリイソギンチャクエビ
標準和名: カザリイソギンチャクエビ (十脚目テナガエビ科)
標準和名: サンゴイソギンチャク (イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科)
マスダオコゼ探しをガイドのトラちゃんに頼んで、私はテキトーにその辺でぶらぶら、ということになって、最初にこのコ発見。でも、なんかノらない、「へっ、偉くなったもんだよな」なんて聞こえてきそう。そう考えるとこのテのエビちゃんたちの目は「怒ってる」ように見えたりします。
カザリイソギンチャクエビ :
サンゴイソギンチャク :
15件超えました
サツマカサゴ
標準和名: サツマカサゴ (カサゴ目フサカサゴ科)
なかなかみつからないマスダオコゼ。「と、とりあえず、これで」と聞こえてきそうな(絶対そう言っている)感じで、ご紹介いただく。お互い「でもなあ、う〜ん」とうなずきあう(爆)。でも、実はギャラリーのほうに入れましたが、いい写真が撮れました。このコってサツマカサゴのなかでも特にいいカオしてます。”貌”ってカンジ。すぐ忘れそうになるけど、普通種を侮ってはいけないんだな〜。
サツマカサゴ :
得体が
標準和名: ?ホヤ (---目---科)
知れません。でもずーっと見てたら「バフっ」と水を吐いたので、ホヤであることはわかりました...いえ、それだけのことなんですが。
青キャベツ
標準和名: シワヤハズ yg (アミジグサ目アミジグサ科)
でっしょ〜?!よく見るアヤニシキやウスバワツナギソウではないけど、こんなキレイな青、他にもあるんだ!と観察しておいて、あとで知りました。発見て、いつでも、どんなことでも、楽しいです。
シワヤハズ : この画像だけです
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