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観察写真帖 デューン('04/07)
camera: OLYMPUS C-770, FL-20ストロボ,LX-25ビデオライト(一部)
ノロノロ台風7号の影響が心配されたが、ボート避難場所から近い白浜からなんとか出航。早朝3時台という超早起きですっ飛んできた体も、砂地と藻場でひと心地つきました。
しあわせ
標準和名: ヒトスジギンポ (スズキ目イソギンポ科)
標準和名: ?イソギンチャク (---目---科)
このコは沖縄方面なんかでは超普通種なので、あっちのガイドさんはとりたてて紹介することはないが、とてもカワイイし、表情の豊かさはピカイチなので。いつもじっくり遊んでしまう。ただ、やや警戒心が強いので、ある程度の距離を保って観察したり撮影するようにしている。さて、このコの表情のポイントは目だと思うんだけど、このカットはなんだか「ほっ」としたような幸せそうなおカオに見えてしまう。まわりのイソギンチャクもキモチよさそうだしね〜。
ヒトスジギンポ :
ためいき
標準和名: ヒトスジギンポ (スズキ目イソギンポ科)
標準和名: ?イソギンチャク (---目---科)
動きも落ち着きが無いのだけれど、表情もめまぐるしく変化。なんかためいきついてるようなおカオに...ちょっと心配になってしまいます。カワイイなあ。
ヒトスジギンポ :
キンメモドキ
標準和名: キンメモドキ (スズキ目ハタンポ科)
イリオモテでは浅場のサンゴの下なんかによく、どばーっ、と群れている。とにかく、どばーっ、という感じだ。群れの動きはカメラを向けようがナニをしようが、常に緩慢であり、こちらのキモチも自然に、とろ〜ん、としてくる気がする。実は癒し系のヤツらなのだ。
キンメモドキ :
テンクロスジギンポ
標準和名: テンクロスジギンポ (スズキ目イソギンポ科)
伊豆なんぞでも普通種ですが、こちらでも普通種。よって特にイリオモテらしくないカットです(笑)。めったにこれないイリオモテのようなところでは、初めて見る種は付き合いかたがわからないので、手探りになってしまい、たまに失敗して逃げられたりします。これって自分はわりとストレスになるんですが(笑)、この種のように付き合いの長い種に出会うとほっとしたり。
テンクロスジギンポ :
オドリカクレエビ
標準和名: オドリカクレエビ (十脚目テナガエビ科)
美しいエビちゃんですよね。イソギンチャクの脇にいました。どうせなら乗っかっててくれたら絵になるのに(笑)。以前ケラマで見たときとは違う種のイソギンチャクでした。このテのエビちゃん観察はイソギンチャクの知識があるともっと楽しくなりそうです。
オドリカクレエビ :
ホシテンス
標準和名: ホシテンス yg (スズキ目ベラ科)
標準和名: ウミヒルモ (オモダカ目トチカガミ科)
テンスとの区別が微妙ですが、背鰭軟条部に眼状斑が2つある(尾鰭側は見えにくいけど、確認してます)んで、ホシテンスです。このステージにしては初めて見るデカさ!基本的にふらふら漂いますが、それは”っぽく”してるだけで、よ〜く見ると、意思を持って「漂うように動いて」ますよ。そして、少し追っかけてみると、なんと砂に潜る!!さすが、だてに砂地に棲んでない、といったところ?で、このコなんですが、フツー、いったん砂に潜ったら当分出てこないのに、すぐ出てきて、こいつはオドロイタ!とはガイドなおずみ氏の弁。
ホシテンス :
ウミヒルモ :
ミツボシクロスズメダイ
標準和名: ミツボシクロスズメダイ (スズキ目スズメダイ科)
標準和名: クマノミ (スズキ目スズメダイ科)
標準和名: イボハタゴイソギンチャク (イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科)
標準和名: アマモ (ヒルムシロ目ヒルムシロ科)
ちょっとキモい?!クマノミと、あと、赤っぽくて細いのはオヨギイソハゼかな?このポイントの特徴は砂地の藻場。あちこちのイソギンチャクで、これに似た状態ですが、ここまでミツボシに密集されると、絵的にはいいけどチョットね(笑)。
ミツボシクロスズメダイ :
クマノミ :
イボハタゴイソギンチャク :
アマモ :
15件超えました
トウアカクマノミ
標準和名: トウアカクマノミ (スズキ目スズメダイ科)
標準和名: イボハタゴイソギンチャク (イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科)
トウアカも体色にかなりの個体差がありますが、ここには「ビューティフォー!」と思わず叫んでしまうほどキレイなコがいました。その美しさが写真に表れないのはどうしたことでしょう(爆)。
トウアカクマノミ :
イボハタゴイソギンチャク :
シマオリハゼ
標準和名: シマオリハゼ (スズキ目ハゼ科)
砂地ハゼも多いポイントなのですが、他も盛りだくさんなため、あまり探しませんでした。こちらの浅場砂地では定番の種です。
シマオリハゼ :
サラサハゼ
標準和名: サラサハゼ (スズキ目ハゼ科)
標準和名: ヒメタマガシラ (スズキ目イトヨリダイ科)
イリオモテではイヤというほど眼に入る種です。近種のスフィンクスサラサハゼはちょいと珍しいので、気にして見ています。第一背鰭の眼状班があれば「なぁ〜んだ」と言うことになるのですが、このコは「なぁ〜んだ」なんだけど、眼状班がちょっとキレイな色。こういうときはなんだか得した気になるのですね。ちなみに左下にもサラサハゼ(小)がいますね、あと左上はヒメタマガシラかなあ?
サラサハゼ :
ヒメタマガシラ : この画像だけです
クサハゼ
標準和名: クサハゼ (スズキ目ハゼ科)
う〜ん、これも伊豆を思い出させるいわゆる「泥臭い」ヤツ(爆)。
クサハゼ :
タテジマキンチャクダイ
標準和名: タテジマキンチャクダイ yg (スズキ目キンチャクダイ科)
こんな角度だとなんかヘンですが、デジカメのタイムラグのせいなのよ。
タテジマキンチャクダイ :
これナニ?
標準和名: チャツボボヤ (マメボヤ目ウスボヤ科)
標準和名: ウミヒルモ (オモダカ目トチカガミ科)
メタメタいっぱいありました、どこにでもありました。ウミヒルモの種子ですか?そんなふうに見えちゃいますよね。
チャツボボヤ :
ウミヒルモ :
ギイラ
標準和名: ヒレジャコガイ (マルスダレガイ目シャコガイ科)
別名: ギイラ
シャコガイですね。こっちの言葉ではこういうのです。こいつを採るときはバールみたいなのをもって(溝にはまり込んでたりするので)、素潜りです。え?ダイバーは採ってはいけませんよ。さて、こいつのキモは「ギイラのトーフ」といって、絹ごし豆腐のようなぷるぷる食感の濃厚味でとても泡盛に合って旨い!のです。身はまあ、フツーのデカ貝です。まるでダイビングとは関係ない知識ですね。
ヒレジャコガイ :
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