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観察写真帖 ヒナイビーチ前1('04/07)
camera: OLYMPUS C-770, FL-20ストロボ,LX-25ビデオライト(一部)
私は最後の1本はここでなければ終われないのです。あまりにネタが多く、ついに観察写真帖はじめて以来の2部構成に。
キツネウオsp
標準和名: キツネウオsp yg (スズキ目イトヨリダイ科)
標準和名: ?イソギンチャク (---目---科)
キレイでしょー!今回のリクエストネタだったコです。レア種ではないけどこの美しさはそうそうないですよ!まだちっちゃくて可愛さも抜群。多少追っかけ気味にカメラをあてても、一目散に逃げるといったわけでなく、一定の距離を保つような動きをするだけで、比較的撮影しやすいし、これまたカワイイ。まだ和名がないわけですが、ぜひ洒落たお名前にしてあげてほしいものです。
キツネウオsp :
キツネウオsp
標準和名: キツネウオsp 2 yg (スズキ目イトヨリダイ科)
ちょっと時間をかけて遊んでいると、ふらーっと寄って来たりするので、好奇心が旺盛なのかな?ビミョーですが、頭頂部に背鰭付近までの黄色縦縞が確認できますね。現時点ではこれがあるのとないので、キツネウオspとしている種は2つということになっています。まあ、これが今後どうなるかわかりませんが...。このタイプはヤマケイ「日本の海水魚」では sp1 sp2 のうちの sp2 のほうです。
キツネウオsp :
死闘の末、ここまでしか撮れなかった
標準和名: ザラカイメンカクレエビsp (十脚目テナガエビ科)
標準和名: ザラカイメン (単骨海綿目ザラカイメン科)
エントリー前のブリーフィングで情報を得ていたため、満を持していったのですが、なんと!このざらカイメンの直径が私のカメラの鏡胴直径より小さい!これでは「ビデオライトがあてられない=ピントが合わない」「ストロボが到底あたらない」むむむむ...、ここで私は簡単にキレました。突如カメラシステムを分解し始める私...はたで見ていた人々は「うわ、狂った...」と思ったことでしょう。ビデオライトおよびストロボをともにアームからはずし、カメラとともにまとめて持ち、ザラカイメンの入り口に集中させ、そしてシャッターを切りまくるものの、やはりピントが合わない。そこでマニュアルフォーカスモードにし、モニタは暗くて見えないので実測で距離を合わせて再度トライ。しかしどうしてもストロボ光が入らない...負けた。よぉぉぉし!このシチュエーション想定して明日から特訓だー(ウソ)!
ザラカイメンカクレエビsp : この画像だけです
ザラカイメン :
クレナイニセスズメ
標準和名: クレナイニセスズメ (スズキ目メギス科)
宿命のライバルです!西表に来るたび「なぜそこまで...」と思われそうなほど執拗に撮っています。多いところでは岩陰に必ずというくらい、言ってみれば一陰一匹状態でくねくねしている超普通種ですが、これがまた写真が難しい!まず、暗めの所にいるので、デジではピントを合わせるフォーカスライトが必要、しかしそれをあてると逃げてしまう。次に、このくねくね動きが曲者で、シャッタータイムラグのあるデジでは、いいポーズが捕らえられない。それと何よりも「色が出ない」これに尽きます。水中では肉眼で見ると「青」に近く見える体色ですが、名前にあるように実際は「赤紫」に近いのです。今回のニュー機材ではついにこの色を出せる手ごたえが出てきたけど...。
クレナイニセスズメ :
ヒトスジギンポ
標準和名: ヒトスジギンポ (スズキ目イソギンポ科)
目にとまると、どーしてもちょっかい出したくなってしまいます。
ヒトスジギンポ :
欧風高級ホワイトチョコ系
標準和名: ?ウミウシ (裸鰓目イロウミウシ科)
こーゆーのあるでしょ?!デパートで売っていそうでしょ?!なんとなく味まで想像できるんだけどな。日本の図鑑には載っていないウッシーでしょう。
シチセンムスメベラ
標準和名: シチセンムスメベラ (スズキ目ベラ科)
ベラにカメラを向けていたら忙しくってたまったもんじゃありません。なので、「見なかったことにする」こともしばしばなのですが、コイツはちょうど目の前にふらーっと現れて、しかも「内地で見ないタイプだナ〜」と思い、ほぼ反射的にシャッターを切りました。さて、あとで調べてみると沖縄では普通種であるものの「高知県以南〜」と、確かに内地にいない種。よく見ると素朴な田舎ムスメ、といった趣でなかなかカワイイじゃないですか。ラッキー♪
シチセンムスメベラ :
絡みでワイドもよいですね〜
標準和名: スカシテンジクダイ (スズキ目テンジクダイ科)
標準和名: リュウキュウイソバナ (ヤギ目イソバナ科)
とにかくこんだけの景観があんだから、ワイドも撮ってみたくなるのが人情(といっても撮れないんだけど)。ま、その気持ちが大切なのですよ(笑)。お待ちかね、ヒナイの宝の山(勝手に命名)にやってきました。
スカシテンジクダイ :
リュウキュウイソバナ :
「らしい」眺めですなあ
標準和名: キンメモドキ (スズキ目ハタンポ科)
あとは腕さえよければスンバラシイ写真ですよ(笑)
キンメモドキ :
ハードボイルド?!
標準和名: アオスジテンジクダイ (スズキ目テンジクダイ科)
標準和名: スカシテンジクダイ (スズキ目テンジクダイ科)
標準和名: ユビエダハマサンゴ (イシサンゴ目ハマサンゴ科)
沢山いそうで、実はあまり見ない種ですよ。スカテンの群れを横目にハードボイルド野郎がひとり...しかし、この表情はいったい?!
アオスジテンジクダイ : この画像だけです
スカシテンジクダイ :
ユビエダハマサンゴ :
15件超えました
愛の逃避行?!
標準和名: スカシテンジクダイ (スズキ目テンジクダイ科)
標準和名: キンメモドキ (スズキ目ハタンポ科)
浮遊物がかえってなかなかいい味を出してる(?)。ワケありのふたりは、キンメモドキの雑踏をかきわけ、雪の降る中を北へと愛の逃避行、もうあとには戻れない、ああ、ふたりの運命は...。ん〜、演歌の世界だ。
スカシテンジクダイ :
キンメモドキ :
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