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観察写真帖 川奈ビーチ('04/06)
camera: OLYMPUS C-770, FL-20ストロボ,LX-25ビデオライト(一部)
本日はさらに快晴。週間予報とはいったい...。まあ、梅雨に向かう時期としてはまったくもってウレシイかぎり。水面移動で最奥の泥場を目指す。やっぱいいっすね、ここも。
あれ?あれ?ハイブリッド?!
標準和名: カスリハゼ (スズキ目ハゼ科)
川奈ビーチ最奥の泥場はハゼ天国、水温が上がってきたのでにぎやか。野放しにしてもらって、さぁて、どっからいくか〜、と、まず目についたのがこのコ。遠目には体型となんとなくの横縞しかわからなかったので「シゲかな〜?」とゆっくり近づくと、あり?カスリの背鰭...。ん?ん?とりあえずシャッターを2回切って近づくと引っ込まれてしまった!背鰭はモロにカスリだけど、このトンガリ気味の吻のあたりはおなじみ頭デカ系のカスリっぽくない。いちおう、瀬能先生のデータベースにもこのコに似たタイプのがカスリハゼとされていたけど、この種は最近再分類されてて、まだまだ不確定ぽい。だから実のところはよくわからないかも。
カスリハゼ :
クサハゼ
標準和名: クサハゼ (スズキ目ハゼ科)
いきなりヤバいのを見ちゃったんで、どれを見ても新種候補に見えて困る(笑)。ハゴロモspを探そうと思ったけど、そこらじゅう巣穴なので、とりあえず手近なところを訪ねるとこのコだった。いいんですよ、クサハゼで。いいもんね普通種だって。カワイけりゃいいのさっ!
クサハゼ :
イトヒキハゼ
標準和名: イトヒキハゼ (スズキ目ハゼ科)
とにかくちょっと「ヘン」なのを探したい、とあたりを見回すと、なんかやたらデカい、チクワのようなのがよこたわっていた。遠目にはニュウドウダテハゼ?と思えるデカさ、ていうか、太さ。私はヤツがヒジョーにデカいことだけで十分満足したので、超望遠でワンカットだけいただきました。緑カブリが物語っていますね(笑)。
イトヒキハゼ :
ハオコゼ
標準和名: ハオコゼ 網目模様 (カサゴ目ハオコゼ科)
この種にはいろんなバリエーションがあるとはいえ、これまた変わった模様ですね♪きちっと擬態しているということなんでしょうが、つまり性格が真面目なんでしょう。背鰭に毒腺がありダルマオコゼ同等の非常に強い毒で、特に釣り人に恐れられているそうな。毒もハンパではない!やはりきっちりしたヤツです。
ハオコゼ :
ミツイラメリウミウシ
標準和名: ミツイラメリウミウシ (裸鰓目ラメリウミウシ科)
お、こんなところに!クラーイ、ドロドロ場にいきなり南国リゾートチックなウッシーです。この種は以前大島で白varを観たのですが、本家ともいうべきこの色ははじめてです。当然、この場所では非常に珍しいとのこと。さて、前も思ったが。この名前はどこで切れるのだろうか?
ミツイラメリウミウシ :
旅
標準和名: ボウシュウボラ (中腹足目フジツガイ科)
貝の右から奥へと伸びるナメクジの這った跡のような線がわかりますか?これはまさにこの貝が旅してきた跡。妙に感動的なのでした。
ボウシュウボラ :
癒しの海
標準和名: ヨレモク (ヒバマタ目ホンダワラ科)
神経スリヘリマクロウォッチだけではない!川奈は癒しの海なのよ。
ヨレモク :
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