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観察写真帖 真崎('04/02)
camera: RICHO RR30 + DX3000, 内蔵ストロボ,LX-25ビデオライト(一部)
基本的にはご存知スーパーアイドルのトガリモエビ狙いだったのだが、その前になんとイズミエビが登場!トガリモエビはごちゃまんといるし、ポイントはいかにも三保らしい泥底でヘンな生き物ばっかりだし、エントリは釣りのおっさんのすぐ脇で、エギジットすれば「何がいたかね?」と聞かれるという、他にはないスタイルだし、なんというか、濃い1本であった。



トガリモエビ
標準和名: トガリモエビ (十脚目モエビ科)
標準和名: シロアザミヤギ (ヤギ目---科)


国内ではそうそう見られないエビちゃん!しかし、三保では...やたらと居るのである。ホストのヤギは少ないのだが、高確率で共生している。デカイの、小さいの、ペア、ビミョーな色var...なんとまあ呆れてしまうほど恐ろしい海。さて、エビちゃんだが、単に珍しいだけじゃなくて、かなり特殊な形状で燃える(笑)。カッコよいね〜。これはカラーバリエーションなのか、それともわざと出している色なのか...どっち??今まで見た写真はおメメがハッキリしているのがなかったので、このコは妙に凛々しいイメージを持ちました。

トガリモエビ : 真崎('04/02)
シロアザミヤギ : 真崎('04/08)ナイト 真崎('04/08)ナイト 真崎('04/02) 真崎('04/02) 真崎('04/02)

トガリモエビ
標準和名: トガリモエビ (十脚目モエビ科)
※ 抱卵
標準和名: シロアザミヤギ (ヤギ目---科)


クリーム色つーか、この中途半端な半透明色と妙な形状で、幻想的な雰囲気を醸し出してる。言い換えれば「得体の知れなさ」ですか。興奮するなあ。さて、このコは体格がいいっす、特に胴回りが。抱卵?隣のホストにはスリムなのがいたのでペアかな。こちらのシロアザミヤギはポリプが開いているが関連は??いや〜しかし、この地帯にはホントに多かった!感覚麻痺して忘れそうですがれっきとした「激レアアイドル」なのです。

トガリモエビ : 真崎('04/02)
シロアザミヤギ : 真崎('04/08)ナイト 真崎('04/08)ナイト 真崎('04/02) 真崎('04/02) 真崎('04/02)

イズミエビ
標準和名: イズミエビ (十脚目タラバエビ科)
標準和名: スナイソギンチャク (イソギンチャク目ウメボシイソギンチャク科)


もう参りました。わかりました。私が全て悪かった...と言ってしまいそう。このエビちゃんが見られるとは...。-40m以浅で観られるなんて知らんかった。とはいえ、三保でも今年初物だそうです。ん?!毎年見られているってことか...う〜む。よほどのエビカニマニアでも実際に見てるヒトは少ないのでは?ご覧の通りスナイソギンチャクと共生、これ実は知らなかったのでガイド鉄さんが「イズミエビ」とスレートに書かなかったら、「??」で終わっていただろう。ちょっと興奮しすぎてやはり写真はイマイチばかりになってしまったが、このエビちゃんの堂々とした風貌は「おいおい、おっさん、落ち着けや...」といった表情に見えてならなかった

イズミエビ : この画像だけです
スナイソギンチャク : 川奈ビーチ('07/02) 川奈ビーチ('07/02) 川奈ビーチ('07/01)【盛りだくさん】 川奈ビーチ('06/12) 川奈ビーチ('04/09) 真崎('04/08) 真崎('04/08) 真崎('04/02)

ウミテング
標準和名: ウミテング (トゲウオ目ウミテング科)


レギュラーコースにいたのと違い、それなりの水深です。こちらもやはり周囲の環境に合わせて擬態しているような体色...なるほどなるほど。さて、この種は正面に回ると「すすす」と 斜めを向いてしまうもの、という認識なのですが、はたしてこのコもそうでした。これは一般に通用する説なのだろうか??

ウミテング : 川奈ビーチ('04/09) 川奈ビーチ('04/09) 真崎('04/02) 真崎('04/02)

ウミテング
標準和名: ウミテング (トゲウオ目ウミテング科)


そのナナメ説ですが、調子に乗ってさらに申しますと、「約30度ずつ」を主張します、はい。この角度からのカオに自身があるのか(勝負角度とでもいうか)、それとも身体的にそういう機構なのだかはわかりません。どちらにしても興味のある行動です。また、回っていく方向はこのコのようにみんな時計回りだったっけか、どうだったか...これもにわかに気になってきました。

ウミテング : 川奈ビーチ('04/09) 川奈ビーチ('04/09) 真崎('04/02) 真崎('04/02)

ユカタハゼ
標準和名: ユカタハゼ (スズキ目ハゼ科)


う〜ん、後ろからで、写真もピンボケではわからん。体の斑点が「らしい」というのと「まあ、ここには割といるでしょ」というだけの決め手なので、全く自信なし。このコは妙に横帯がはっきりしているので、ますます見た目がそれっぽくなく思えてしまう。特徴的なオレンジ色の瞳で流し目してくれたら、はっきりしたのにね。いや、振り向いたら「あ、ヒト違いでした、はは」というのもあるわけですが。

ユカタハゼ : 川奈ビーチ('04/08) 真崎('04/08) 川奈ビーチ【渋ハゼ】('04/07)

コノハミドリガイ
標準和名: コノハミドリガイ (嚢舌目ゴクラクミドリガイ科)


玉砂利の浅場ですが、ナニを喰っているのでしょう?藻かな。それにしても、いつ見てもキウイフルーツに見えてしまう。

コノハミドリガイ : 川奈ビーチ('06/12) 川奈ビーチ('06/12) 川奈ビーチ('06/12) 川奈ビーチ('06/12) 浮島ビーチ('05/03) 川奈ビーチ('05/03) 川奈ビーチ('05/03) 川奈ビーチ('05/03) 川奈ビーチ('05/03) 川奈ビーチ('04/09) 川奈ビーチ('04/06) 川奈ビーチ('04/05) 秋の浜('03/07)

マエソ
標準和名: マエソ (ヒメ目エソ科)


底棲生物といえばはずせない。つーか、じっとしているだけだが、それも底棲というのかな?ま、とにかく多い。トカゲエソのようでもあるけど、とりあえずマエソということで(実際、他のエソとも区別つかないけど...)。遊んで欲しくなるお気に入りキャラなのだ。それにしても、コレはかなり怒っていると思います。そりゃそうだ。メシのためにじっとひたすら隠れ待っている所に「ヒトに向けてはイカン」ほど強力なライトを当てられてるんだものなあ。大変申し訳ないとは思うがタイヘン面白いのだ。ヒドイ>俺

マエソ : この画像だけです




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