フォトジェニックなエビちゃん。派手派手ではないですが、すっきりとした美しさが光ってます。しかし、小さいころ前は「エビ＝美しい」なんて世界があるとは思いもよりませんでしたねぇ〜。フツーの人にとって「エビ」は食いモンであり、私もこんなんになる（？）前はもちろん「エビ＝ウマイ」のヒトでした。ところで私は、「ニセ〜」がつく名前のヤツラに好きな種が多いです。このエビちゃんもそうだし、ニセモチノウオ、クレナイニセスズメとかね。

フツー、-30m以深でしか見られないアカネハゼ、しかも巨大なのが-20mそこそこにいました。たしかに今まで見たコたちよりかなりデカイ！さて、カメラ構えたおっさん３人（私含む）にじりじり迫られる太めモデルのアカネちゃんは黄色い第一背鰭をぴゅんっ、ぴゅんっと振っています。おー、おー、そんなにウレシイのか...違う違う、警戒だって（爆）。しかし、デカイだけあって度胸もあり、かなり寄らせてくれてます。しかし！ついに逃げ出しました、と思うと一番右から寄っていった私のぴったりすぐ脇に？！おお、ウイやつよ！そうかそうか、あのおじさんたち怖かったよねえ、もう大丈夫だよ、じゃあ、おじさんといっしょにイイところへ行こうか〜、などと急速に可愛くなったりする（笑）。

このウッシーは色タイプが２種類あるようです。コイツは黄色が入るタイプ。せりあがった黄色の部分の稜線上が白くなっているので「ユキヤマ」という名ということですが、ずいぶん凝った命名ですこと（笑）。このカットのアングルでは点心のショーロンポーみたいな形に見えます。

おーい！ナニがあったかは知らないけれど、早まったことをしてはイケナイよぉ！触角がビンビンに立ってますねえ、かなり興奮状態にあるのではないでしょうか？！この行動の意味はいかに？すぐ脇にヤマブキハゼがいたのですが、コイツが完全に”食っちゃって”ました。

ムチヤギから離れずホバリングしていたので「ん？なんでだろ」と思って近づいたら卵（左の白い部分）を守ってました。逃げも隠れもできないこの守り方って、つまり、戦いあるのみ？！シビアな世界ですねえ。

こっちに来たら一度は遊んでもらいたい！潮通しが適当にあるトコなら、どこにでもいますが、みんな性格が違う（と思う）ので、比べてみると面白いです。すぐ逃げちゃうコもいますが、上半身を激しく上下、いわゆる「ヘッドバンキング」させて、一生懸命威嚇してくるコはなかなか逃げないし、見ていてサイコーに面白いです、カワイイです！

コイツも超定番。基本的な性質とか、かなりわかってきました。珍しくないけど、一緒に遊ぶにはサイコーです。昔好きだったけど今はスゴクいいトモダチ！なんて、後ろアタマひっぱたきたくなるようなセリフさえ出かねないような、そんな間柄でしょうか？！

ハーレム...いいですねえ。でも、あの♂は所詮♀が性転換したヤツだし、ようするに宝塚みたいなものですか（意味不明）？わかりやすいと思いますが、真ん中からちょい右辺りにいるヒレのキレイな３（４かな？）匹が♂ですね。♂は１匹だけというわけではないので、まあ商業高校みたいなモンですか（また意味不明）。