夏の花(7月上旬から8月中旬)




「花情報写真館」では実際に出会った花達を紹介しています。

  1. 名前(特定しづらいものには*印)
  2. 写真撮影日
  3. 写真撮影場所
  4. コメント


  1. コマクサ
  2. 8/15
  3. 北アルプス裏銀座三ツ岳
  4. 「高山植物の女王」といわれる。色といいうつむき加減といい人気があるのもうなづける。風の強い砂礫地帯にしかいないなかなかストイックな女王である。これはかなり遅い花で普通は8月上旬くらいまでが見頃。
  1. シナノキンバイ
  2. 7/19
  3. 北アルプス・弓折岳
  4. 割とどこでも咲いている有名な花。実はキンバイには種類が多く、いちいち同定するのは面倒だ。ミヤマキンポウゲなどと混生していることが多いが、この場合は区別しやすい。大ぶりの方がこのヒトだ。濃い黄色が特徴的であり、夏山の象徴だ。


  1. タカネシオガマ
  2. 8/14
  3. 北アルプス・水晶小屋付近
  4. このヒトも割と辺鄙なところに咲いていることが多い。仲間にミヤマシオガマ・ヨツバシオガマ・セリバシオガマなどがいる。この「ミヤマ」「タカネ」というのは人間で言えば苗字か名前か、その辺気になりませんか?
  1. コバイケイソウ
  2. 7/19
  3. 北アルプス・弓折岳
  4. 「当たり年」というのがあり、一面を埋め尽くすかと思えば、「ハズレ」のときはポツンポツンというありさま。根っこに毒がある、と言われるが、まさか根っこを引っこ抜いて食う人はいないでしょうな。


  1. クモマグサ
  2. 8/14
  3. 北アルプス・ワリモ乗越付近
  4. 今となっては山では割と珍しい花。ただし、下界ではよく売っているというのが不思議だ。これは縦走中に花に詳しい人と話しながら歩いていたところ、「さっき、クモマグサあったよ」といわれて30分来た道を戻って撮った写真。不思議な咲き方をするカワイイ奴。

  1. アカモノ
  2. 8/9
  3. 北アルプス・ザラ峠付近
  4. 「好きな花ベスト5をあげろ」といわれたらゼッタイはいる花。容姿、名前どれをとってもカワイイし、小さい声でしゃべっているような気さえする。普通はもっとたくさん集まって咲くが、この写真はお気に入りです。


  1. ミヤマクワガタ
  2. 8/14
  3. 北アルプス・水晶小屋付近
  4. 同名で高額の虫がいるが、花の方もファンが多い。個性が強いからだろう。ピッと突き出たヒゲが目印である。花だけを見れば仲間のヒメクワガタや亜高山帯のヤマクワガタとはあまり似ていない。ところで、水晶小屋付近は花の宝庫である。とにかく種類が多い。
  1. ハクサンチドリ
  2. 7/19
  3. 北アルプス・弓折岳
  4. 濃いピンクが印象的な花。なんとなく「とんがった」イメージがあるが、こういう気丈な雰囲気の花はなんとなく好きだ。お花畑の中でいろいろな花と混生していることが多い。


  1. ミヤマコゴメグサ
  2. 8/14
  3. 北アルプス・水晶小屋付近
  4. 小さい花が固まって咲いている、というのが高山植物の咲き方の一つのスタイルだが、まさにそのパターン。よく見ると白地゛に様々な色がちりばめられていて美しい。
  1. イブキジャコウソウ
  2. 8/14
  3. 北アルプス・水晶小屋付近
  4. これも小さい花が固まって咲く。しかし、この花の特徴は何と言っても「香り」。葉っぱはミントのような香りがする。山を歩いていて、そんな香りが風で運ばれてくることが無いですか?ところで、この名前は覚えやすいようだが、何故かな。



  1. タカネツメクサ
  2. 7/20
  3. 北アルプス・ワリモ岳
  4. イワツメクサというのはかなり頻繁に見かけるが、こちらは割と少ない。こういった花は派手さはないが、実はとてもいい場所を選んで咲いているのにお気づきだろうか。たとえば、槍ヶ岳の眺めが最高!という場所にちゃっかり咲いていたりするのだ。

  1. ヨツバシオガマ
  2. 7/19
  3. 北アルプス弓折岳
  4. 割とよく見かける花だが、その姿から何かを語っているように感じるので、ついつい立ち止まって「話し込んで」しまう。透き通るように淡いピンクは独特の色で、清純な女性のイメージである。いいねえ。



写真で紹介できなかった主な花達(花名は50音順)
7/19・20・21・22
8/9〜16
北アルプス
新穂高から三俣・鷲羽・
雲の平・黒部五郎
北アルプス
室堂〜スゴ乗越〜薬師岳
〜太郎平〜薬師沢・黒部源流と枝沢
〜雲の平・高天が原〜裏銀座〜
〜烏帽子岳〜七倉
アオノツガザクラ
イワイチョウ
イワウメ
イワオウギ
イワツメクサ
イワヒゲ
イワベンケイ
ウラジロナナカマド
オオバキスミレ
オオバタケシマラン
オオヒョウタンボク


キヌガサソウ
キバナシャクナゲ
キバナノコマノツメ
クルマユリ
クロクモソウ
グンナイフウロ
コイワカガミ
コケモモ
ゴゼンタチバナ
コバイケイソウ
コミヤマカタバミ

サンカヨウ
シナノキンバイ
ジムカデ
ショウジョウバカマ
ズダヤクシュ
センジュガンピ

タカネスミレ
タカネツメクサ
タカネヤハズハハコ
タケシマラン
タテヤマアザミ
タテヤマリンドウ
チングルマ
ツガザクラ
ツマトリソウ

ハクサンイチゲ
ハクサンシャクナゲ
ハクサンチドリ
ハクサンフウロ
ヒメイチゲ
ヒメクワガタ
ベニバナヘビイチゴ
ベニバナイチヤクソウ
マイヅルソウ
マルバダケブキ
ミゾホオズキ
ミツバオーレン
ミネズオウ
ミヤマアカバナ
ミヤマキンバイ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマクロユリ
ミヤマクワガタ
ミヤマシシウド
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマハタザオ
モミジカラマツ

ヤマガラシ
ヨツバシオガマ
アカモノ
イブキジャコウソウ
イワオウギ
イワギキョウ
ウサギギク
ウメバチソウ

クモマグサ
クルマユリ
コマクサ

タカネシオガマ
タカネニガナ
タテヤマリンドウ
チシマギキョウ
チョウノスケソウ
チングルマ



ハクサンイチゲ
ハクサンフウロ
ヒメクワガタ

ミミコウモリ
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマオダマキ
ミヤマクワガタ
ミヤマコゴメグサ
ミヤマトリカブト
ミヤマハタザオ
ミヤマホツツジ
ミヤマママコナ
ミヤマリンドウ

トップページ