6月から7月
さて、梅雨前線の動きというのは最も当てにくいものの一つなのです。というわけで、 これが言いたかったのです。低気圧とか移動性高気圧は当たるんだけどね。で、天気予報というのはやや悪い方に出すようになっています。一般世間では、予報がはずれて晴れても怪我をする人や文句を言う人が少ないからです。登山者というのは一般世間になじめない人々ですから、晴れ予報が外れて雨でも、「山の天気はわからないからねえ」なんて事を言って平然としているくせに、「雨だって言うから計画を中止したのに晴れてるじゃないか!どうしてくれるんだ!」という人が出てくるわけですね。そんなこといわれてもねえ。ま、私がなんとかしようじゃないですか。では以下に申し上げることをよく覚えておいてください。 「予報を信じてはいかん!」 よって予報がどうあろうと山には行きましょう。そしてどうせなら、 「雨の似合う山に行こう」 で、予報報を信じるなら天気図だけを信じるとして 「前線の南側の山は雨だ」 「前線の北側100キロまでも雨だ」 「雨なら高いカッパが使えて嬉しいじゃないか」 そして 「晴れたら素直に喜べ!」 |