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観察写真帖 真崎('04/05)
camera: OLYMPUS C-770, 内蔵ストロボ,LX-25ビデオライト(一部)
1本目はすさまじい下げ潮、しかも浅場の透視度は30cm?三保の本領発揮か〜!2本目は潮は上げてきたものの真っ暗な海で透視度もさほど変わらず。大量のミズクラゲをかきわけつつ、表層を見ればアカクラゲ大発生。ややめいりますが、魔界の雰囲気を味わうにはよいでしょう。これが三保だ!みたいな(笑)。



ヒレナガハゼ
標準和名: ヒレナガハゼ (スズキ目ハゼ科)


「三保の番人」ガイドK氏によれば、この種は性格が多様なので、1個体にこだわらず、のほほんとした性格のコにあたるまで次々とモデルを替える作戦がよろしいとのこと。三保にはゴロゴロいるとはいえやはり憧れのハゼ!寄りも慎重になってしまう。いや〜しかし、いいコに会えましたよ。私の中で勝手に決めた「内地三大泥ハゼ」のひとつ、初出会いでこれだけ魅せてくれれば文句なしです。美しいヒレと模様、特徴的な赤いお口バッチリです。他ではいそうでいないのですね〜、三保では伊豆で言うダテハゼ的普通種扱いなのが笑える。ちなみに三保でTheダテハゼは激レア。

ヒレナガハゼ : 真崎('04/08)

クロエリギンポ
標準和名: クロエリギンポ (スズキ目ベラギンポ科)


三保でも普通種、正真正銘どこでも普通種だけど。ギンポ偏愛の私にとっては高ランクのおサカナ。この時期転石場ににたくさんいます。このコらに囲まれてヒジョーに幸せなのでありました。ところが実はこれってベラギンポだかクロエリギンポだか迷っています。-20mより浅いので深度的にはふつうベラギンポぽいのですが、目から鰓蓋にかけての「黒襟」らしいのが見える(光っててはっきりしないのがイタかった)。それに三保というトコロは生物の棲息水深がことごとく浅めなのね。ビジターにはツライよなあ(笑)。

クロエリギンポ : IOP('04/05) IOP('04/05)

うぉ〜、表層は赤クラゲだらけなのだ(写ってないけど!)
うぉ〜、表層は赤クラゲだらけなのだ(写ってないけど!)
標準和名: アカクラゲ (---目---科)


帰り際、深度を浅くとってくると、水中はミズクラゲかきわけ状態。ウザイので、気分転換に表層を見上げればアカクラゲ大集合。ヘンなヤツついてないかな〜、とも思ったが、あの数はちょっとヒク(笑)。刺されたらアホだしなあ。このクラゲちんは上杉謙信軍が粉にして目潰しに使用したというスゴイヤツ!生物化学兵器ですぜ(化学はないかもしれんけど)!室町時代にねえ。ハクションクラゲという名もあるらしいのだ。

アカクラゲ : この画像だけです




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